Twitter、トランプ大統領のアカウントを永久に停止すると発表

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Twitterは現地時間1月8日、トランプ大統領の投稿に規約違反があったため、アカウントを永久に停止すると発表しました。

暴力行為を助長か

米国では、1月6日にトランプ大統領の支持者が暴徒化して連邦議会に乱入し、議事堂を占拠する事件が発生しており、警察との衝突により死傷者が出ました。
 
トランプ大統領は支持者の行動を一部容認するような投稿をSNSで行ったため、「暴動を引き起こした」と批判され、事件発生後にはTwitterとFacebookがトランプ大統領のアカウントを一時停止していました。
 
なお、Facebookは現地時間1月7日に声明を出し「トランプ大統領の残りの在任期間中にFacebookの利用を許可することはリスクが大きすぎる」として、アカウントの無期限停止を発表しました。

Twitterアカウントが永久凍結


 
Twitterは、1月6日の事件発生後にトランプ大統領のアカウントを一時的に停止し、問題となる投稿の削除を求めていました。その後、トランプ大統領が一部の投稿を削除した結果、凍結が解除され投稿ができる状態になっていました。
 
トランプ大統領は凍結解除後の現地時間1月8日、Twitterにおいて自身の支持者を「アメリカの愛国者」と呼び、「軽蔑されたり、不等に扱われることは無いだろう」という内容と「1月20日の政権移行式には出席しない」という内容をツイートしています。
 
Twitterは、議会占拠事件発生後の緊迫した状況下では、トランプ大統領のツイートは様々な解釈により暴力行為を助長する危険性があると判断し、規約違反としてアカウントを永久停止しました。
 
トランプ大統領のTwitterアカウント(@realDonaldTrump)では、既に「アカウントは凍結されています」とのメッセージが表示され、過去の投稿やプロフィール等は閲覧できない状態になっています。
 
 
Source:Twitter
Photo:トランプ大統領Twitterアカウント
(seng)


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