Apple TV+の毎月クレジット付与キャンペーン、6月まで延長へ

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Apple TV+の登録ユーザーに対しては現在、毎月4.99ドル(日本では600円)のストアクレジットが付与されていますが、このキャンペーンが2021年6月まで延長されることが分かりました。

実質無料が続くApple TV+

Apple TV+は現在、新規登録時に誰でも利用できる7日間の無料体験のほか、対象のApple製品を新たに購入したユーザーも購入から最大1年間は無料体験が可能となっています。
 
しかし、上記の対象外であり本来ならば月額課金の対象となるユーザーも、Appleは様々なキャンペーンで“実質無料”にしています。
 
1つ目は一律で無料期間を2月末まで延長するキャンペーンです。2019年11月のサービス開始と同時にApple TV+へ登録したユーザーは、本来であれば2020年10月より課金が始まるはずでしたが、Appleは申し込み時期にかかわらず一律で2020年2月28日まで無料にしています。
 
2つ目はストアクレジットの付与キャンペーンです。Appleは「サービスに登録してくれたユーザーへの感謝を示すため」、2020年11月からApple TV+ユーザーに毎月4.99ドルのストアクレジットを提供しています。このキャンペーンは2021年1月で終了するはずでしたが、Appleは新たに2021年6月まで毎月の付与を延長すると発表しました。
 
クレジットは登録者のApple IDに対して付与され、ユーザーはゲーム、映画、その他のAppleサービスに使用することができます。

登録ユーザーの伸び悩みが関係?

Appleがこのような大盤振る舞いをApple TV+で続ける理由は、登録ユーザーの伸び悩みが指摘されていることも関係していそうです。
 
米国家庭を対象として2020年7月に公開された調査では、同時期にサービスが始まったDisney+が28%の家庭で利用されているのに対し、Apple TV+は7%に留まっていました。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi)


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