米チップメーカーQualcommの売上高、5G対応iPhoneのおかげで急上昇

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Qualcommが同社2021年第1四半期(2020年10月〜12月)の業績を発表し、四半期ごとの売上高が前年同期比で62%増となる82億4,000万ドル(約8,680億円)に上ったことが明らかになりました。初の5G対応となったiPhone12シリーズの好調に起因しているようです。

投資家たちの期待には応えられず

Qualcommの業績発表によれば、2020年10月〜12月期の売上高は対前年同期比で62%伸び、純利益前四半期の2倍以上となる24億6,000万ドル(約2,592億円)に達したとのことです。
 
売上高を大きく伸ばしたQualcommですが、それでもウォール街の予想売上高82億7,000万ドルにはわずかに届かず、投資家たちの期待に応えることができなかった、とThe Wall Street Journalは伝えています。

チップ事業の伸びは凄まじい

「チップ事業は凄まじく成長している」とQualcommの最高経営責任者(CEO)、スティーブ・モレンコフ氏はコメントしています。
 
Qualcommの売上高上昇は、5G対応のiPhone12シリーズの好調が背後にあるとされています。
 
Appleは1月末に同社の2021年度第1四半期(2020年10月〜12月)の業績を発表し、iPhoneの売上高は655億9,700万ドルに上り、前年同期比で17.2%増となったことがわかりました。
 
Appleは特にアジアで業績を伸ばしており、中華圏で57.0%増、日本で33.1%増の売上高増を報告しています。
 
 
Source:The Wall Street Journal via AppleInsider
Photo:Kārlis Dambrāns/Flickr
(lexi)


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