蒸らしなし!注湯は1回!コツいらずなドリッパーでハンドドリップ始めてみない?

ハンドドリップでコーヒーを淹れる時は、まず蒸らしをして、さらに適量のお湯を数回に分けて注ぎます。このいくつかのステップが難しいと感じるポイントかもしれません。

ですが、HARIO(ハリオ)が発売した新発想のドリッパー「V60 1回抽出ドリッパーMUGEN(VDMU-02-TB)」(880円)なら、“蒸らし”など特別なテクニックは不要。お湯を1回注げば、誰でも、いつでも安定した美味しいコーヒーが淹れられるんです。そのヒミツはドリッパーの内側にありました。

「V60 1回抽出ドリッパーMUGEN」を上から見ると、内側に星形の細い溝があることがわかります。ここにペーパーフィルターをセットしてお湯を注ぐと、ペーパーがドリッパーにぴたりと貼り付き、内側の星形の溝をつたってゆっくりとコーヒーが抽出される構造になっています。この構造が、蒸らしなしを実現しているんです。

使い方は簡単。ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れたら、必要量のお湯を中心からうず状にゆっくりと1回で注ぎ入れます。タイミングを見ながらお湯を数回に分けて注ぐ必要はなし。もちろん最初の蒸らしもないため、コーヒー初心者でも美味しいコーヒーを毎回安定して淹れられるというわけです。

さらにホルダー部分にも使いやすさのための工夫が。卵形のようなちょっと変わった形状は、ドリップ中にカップとの隙間から抽出したコーヒーを見られるようにするため。これは不透明なカップやサーバーにコーヒーを落とす際に便利。

またホルダーの細長い穴はフックに掛けられるので、収納しやすくなっています。1日に何度もコーヒーを淹れる人にとっては、すぐに取りやすい場所に引っかけておけるので、棚や引き出しから出し入れする手間が省けますね。

ホルダーはドリッパー本体から取り外せるので、ホルダーを使わずドリッパーだけを手持ちのスタンドに乗せて使うことも可能です。

本体部分がAS樹脂の「V60 1回抽出ドリッパーMUGEN(VDMU-02-TB)」に加え、本体が有田焼の陶器で作られた「V60 1回抽出ドリッパー MUGEN(VDMU-02-CW セラミック)」(2200円)もラインナップ。ホルダー部分はどちらもポリプロピレン製です。

サイズは「V60 1回抽出ドリッパーMUGEN(VDMU-02-TB)」が幅142×奥行116×高さ94mm、口径116mm。「V60 1回抽出ドリッパー MUGEN(VDMU-02-CW セラミック)」が幅143×奥行117×高さ95mm、口径117mm。どちらもコーヒー1~2杯用になります。

ハンドドリップはハードル高いなぁ…なんて思っている人も、テクニック不要のドリッパーでハンドドリップデビューしてみませんか。

>> HARIO

<文/&GP>

 

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