トランプ氏がWebでの意見発信を再開、大手SNSを「恥」と言及

Trump HP
 
海外大手メディアReutersは5月5日、前米国大統領のトランプ氏が、自身のWebページに投稿スペースを開設し、コメントの投稿を開始したと報じました。

Twitter等ではアカウント停止

トランプ前大統領は、2021年1月の連邦議会占拠事件をきっかけに、「暴力行為を助長している」と判断され、TwitterやFacebookから相次いでアカウント停止の処置を受けました。
 
 
Twitterはトランプ氏のアカウントを「永久的に」停止すると表明しており、大統領就任前から頻繁にツイートを行っていたトランプ氏にとって、大きな痛手となっていました。
 
その後、2021年3月にはトランプ氏が独自のプラットフォームを新設しSNSに復帰するだろうと報じられていました。
 
なお、Reutersによると、トランプ氏の顧問は今回のWebページについて「計画中のSNSとは別物だ」とコメントしています。

既存SNSを批判

トランプ氏のWebページでは、一部の共和党政治家を支持するメッセージ等が矢継ぎ早に投稿されています。
 
また、「2020年の大統領選挙の結果は虚偽である」という従来の主張や、過去の自身の業績をPRする内容も投稿されおり、閲覧者がTwitterやFacebookでシェアするためのボタンも設置されています。
 
現地時間5月5日午前11時21分の投稿では、TwitterFacebook等が実施した措置を「我々の国に対する恥辱だ」と厳しく批判し、米国民はSNS各社の行動を支持しないだろうと言及しました。
 
トランプ氏はTwitterやFacebookによるアカウント停止措置を批判していると推察され、さらに「腐ったSNSは政治的代償を払うだろう」と表明しています。
 
 
Source:トランプ氏Webページ via Reuters
(seng)


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