Apple Musicに今年秋ダイナミック・ヘッド・トラッキングが追加

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Apple Musicに空間オーディオとロスレスオーディオが加わったばかりですが、ダイナミック・ヘッド・トラッキング今年の秋追加されることが明らかになりました。

頭の回転に合わせてダイナミックにサウンドを調整

「Apple Musicの空間オーディオとDolby Atmosについて」のApple公式ページのよくある質問の欄に、“ダイナミック・ヘッド・トラッキングを用いた空間オーディオは音楽に利用できますか?”との質問が追加されており、Appleは機能について以下のように回答しています。
 

ダイナミック・ヘッド・トラッキングを用いた空間オーディオが、秋にApple Musicで提供されることになりました。ダイナミック・ヘッド・トラッキングは、空間オーディオの没入感をさらに高めます。頭の回転に合わせてダイナミックに調整されたサウンドを届けることで、音楽に命を吹き込みます。AirPods ProとAirPods Maxでは、対応するiPhoneまたはiPadを使って、ダイナミック・ヘッド・トラッキングによる空間オーディオを体験することができます。

音楽だけにダイナミック・ヘッド・トラッキングを使用してもあまり意味がない?

ダイナミック・ヘッド・トラッキングは、ヘッドホンに埋め込まれたジャイロスコープと加速度計を使用することで可能になる機能ですが、モバイル環境で音楽のみに対して使用してもあまり意味がないのではないか、との意見も見かけられます。
 
米メディアMacRumorsのティム・ハードウィック氏(@waxeditorial)は、Apple Musicでダイナミック・ヘッド・トラッキングを用いた空間オーディオを使用した場合、コートのポケットからすべての音楽が発せられているような体験が得られるだけに過ぎない、とコメントしています。
 


 
Apple Music上の動画ですでにダイナミック・ヘッド・トラッキングを用いた空間オーディオをサポートしているものもあるとのことですが、こちらはまったく話が違ってきます。
 
映像なしでのダイナミック・ヘッド・トラッキングは、ライブパフィーマンスの会場など、異なるタイプの体験構築に役立てられるのかもしれません。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(lexi)


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