近年、企業において社員の健康促進は重要なミッションのひとつとなっています。こうした中、企業ではさまざまな健康促進施策が実施されていますが、社員の参加率や継続率などの課題もあるようです。
そんな課題を解決してくれそうなサービスが「kickake(キッカケ)カロミル」。食事・運動・体重管理アプリ「カロミル」を開発するライフログテクノロジー株式会社と健康経営の支援サービス・コンサルティング事業を展開するavivo株式会社の業務提携によって誕生したサービスです。今回は、同サービスや両社の取り組みを紹介していきましょう。
メニューを使うとポイントがもらえる
「kickake カロミル」は、AIで健康管理をサポートする「カロミル」を活用したアプリサービス。企業の健康経営をサポートする「ハイブリッド型健康経営イベント」のポイント取得型サービスとしてローンチされました。
食事・体重・歩数・動画閲覧の4メニューを提供し、各メニューを実践することでポイントがもらえるという仕組みです。また、チーム対抗戦や個人賞などを設けることで、参加へのハードルの低下や参加者のモチベーション維持・向上に期待ができるといいます。
ユーザーは食事や体重計の測定結果を写真撮影するだけで、食事内容や体重・体脂肪を記録することが可能。AIによって1枚の写真から自動で栄養素を割り出したり、食事傾向に基づいた体重予測をしたりすることができるようです。歩数は、スマートフォンや各種デバイスと連携して確認可能。動画は「健康」「癒し」「栄養」「美」といったコンテンツや企業の健康経営メッセージなどを約3分という見やすい長さで配信します。
両社のサービスについて
ライフログテクノロジーが提供中の「カロミル」は、1枚の食事写真からカロリー、たんぱく質、糖質、脂質、食物繊維、塩分相当量を自動で解析・記録することが可能。スマートフォン内に保存された写真が「食事」か「食事でない」かを自動判別するため、食事写真をアップロードする必要がないのもポイントでしょう。2021年7月時点で会員数は100万人を突破しました。
同社はこの「カロミル」を活用し、特定保健指導向けのオンラインサービスやジムやアスリートなどのトレーナー向けのシステム「カロミルアドバイスforトレーナー」なども展開しています。
avivoは、健康支援サービスブランドとして「kickake」を提供中。企業や健康保険組合員、地域住民の健康状態や身体機能、運動機能、メンタルなどをチェックする「kickake 健康プログラム」や、企業の健康経営導入を支援する「kickake 健康経営」、団体の運動会や会社対抗スポーツイベントをトータルプロデュースする「kickake スポーツ」などを展開しています。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/158545
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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