塗装のスレこそ相棒の証!特別な黒塗装仕上げの「ライカM10-R」

中古カメラ店の店先に並ぶ魅惑的なクラシックカメラたち。その魅力の秘密は、塗装のスレがなんとも言えない風合いとなっていることが大きな要因かもしれませんよね。

今なお写真愛好家たちの憧れのブランドであるライカより、経年変化も楽しめる黒塗装仕上げのデジタルカメラ「ライカM10-R ブラックペイント」(118万8000円)が登場。相棒として長年使い込めば、やがて黒塗装が剥がれ鈍く光る真鍮が顔を出し、世界で唯一の風合いを醸し出してくれますよ。

外装は古き良き人気モデル「ライカM3」のようなムードを漂わせますが、中身はもちろん最新のデジタルカメラで、「ライカM10」のなかでも高画素機である「M10-R」。約4000万画素による高精細のセンサーと、種々のライカMレンズを組み合わせ、圧倒的な描写力を誇ります。ライカならではの静かなシャッター音も、撮るたびに集中力を高めてくれるかのよう。

トップカバーやベースプレートのブラックペイントは、ユーザーが頻繁に触れる箇所や、角が当たる部分から塗装がスレていき、やがて地の真鍮が露わとなり、黒と鈍い金色の光が絶妙なコントラストに。ついてしまった傷でさえも風合いとして刻まれていく様は、まるでカメラ自体が自身の歴史を記録していく印画紙のよう。

▲エリオット・アーウィットが愛用していた「ライカM3」

トップカバーのロゴもクラシックな筆記体ロゴと“Ernst Leitz Wetzlar Germany”の文字の組み合わせ。ライカの特徴である赤丸ロゴはあえて採用せず、黒で統一された落ち着いた面持ちに。シャッターボタンはシルバークロームで、ささやかなコントラストを演出。このあたりのディテールもM3やM4に因んだものです。

長年使い込むほどに、風合いを増してゆき、あなただけの“スレ”が世界で唯一の個性的な風合いとなっていくので、きっと他のカメラよりも頻繁に持ち歩きたくなることでしょう。末長く付き合える写真生活の相棒をお探しならぜひご検討を。

>> ライカ

<文/&GP>

 

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