中国のスマートフォンメーカーであるRealmeは、史上最速で1億台の出荷台数を達成するなど、好調を維持しています。
この好調の要因は、価格コントロールであるとの分析結果が出てきました。
他の中国メーカーに比べても安い価格設定
調査会社のStrategy Analyticsは、中国の主要メーカーであるRealme、OPPO、Xiaomi、Vivoが販売するスマートフォンの平均販売価格を調査しました。
それによると、5G通信対応で128GBのストレージを持つスマートフォンの、世界での平均販売開始価格は以下のようになっているとのことです。
Realmeは2020年第1四半期(1月~3月)以降、一貫して最も低い価格を維持しています。
発売後の価格コントロールも積極的
Realmeはまた、発売後の価格コントロールも積極的におこなっています。
たとえば、Realme X50 Proの128GBモデルは、2020年第2四半期(4月~6月)に平均価格約700ドル(約77,754円)で発売されましたが、2021年第3四半期(7月~9月)には170ドル(約18,883円)まで値を下げました。
こうした価格コントロールによりRealmeは好調を維持しているとみられます。
Realmeは史上最速で累計出荷台数1億台を達成したことや、2021年第2四半期(4月~6月)に世界第6位のスマートフォンメーカーとなったことを発表しています。
RealmeはOPPOグループの一員であり、OPPOグループとしては2021年4月と5月に世界第2位のスマートフォン出荷台数を記録しました。
Source: Strategy Analytics
Photo: Pexels
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-408206/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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