プログラミングを使わないIT開発の支援などを手がけている合同会社NoCodeCamp(ノーコードキャンプ)は、ノーコードで作成したサイトやアプリなどを売買するプラットフォーム「NoCode-Arude(ノーコード アルデ)」をリリースしました。
起業家とノーコード開発者をマッチング
NoCode-Arude(ノーコード アルデ)は、ノーコードで作ったサービスを売買できるプラットフォームです。「ビジネスを始めたいけどサービスがない」「アイデアはあるけど誰にお願いすればいいのだろう」といったニーズを持つ起業家などが、既にあるノーコードでの作成サービスを購入することができます。さらに、運用保守を含めオールインワンで任せることも可能です。
一方でノーコード開発者は、「作ったけどスケールさせられない」「資金面での課題がある」など様々な理由で持て余してしまった開発済みサービスを、NoCode Arudeに掲載可能。ニーズのある起業家&企業・団体に自前のサービスを売却することができます。つまり、NoCode-Arudeを活用することで、販売先やエンジニアを探す手間を省き、双方がマッチングすることが可能になります。
サービスはすぐに出品・購入可能
NoCode-Arudeの特徴は、自分のアイデアをすぐ出品できるということ。販売に必要な手続きはNoCode-Arudeに全て集約されているので、シームレスな手続きで開発したサービスをすぐに登録し出品できます。
買い手側にとっても、出品サービスを簡単に購入できるので、すぐにサービスを開始可能。従来は長くかかっていた開発のための時間や費用も削減することができます。
NoCodeCamp社によると、ノーコードはここ数年で市場が大きく拡大してきたものの、まだ黎明期のため認知度は十分でなく、また開発の需要供給のマッチングも上手くいっていない問題を抱えているとのこと。同社はNoCode-Arudeによって、より最適なスピードとコストでそれぞれの課題解決を促進します。
NoCode-Arudeの運営者は「 ノーコードでのアプリ開発事例は、これからどんどん増えてくるでしょう。(中略)世の中の課題解決のために、一つでも多くのサービスがNoCode Arudeを通じて提供されることを願ってやみません」とコメントしています。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/166255
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi
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