Pixel 5にTensorチップを搭載した端末が存在?~Pixel 6aか?

Tensor搭載Pixel 5の画像
 
Googleが独自開発したTensorチップを搭載した発売した端末はPixel 6/6 Proですが、プロトタイプとしてPixel 5にTensorチップを搭載したものを開発していたかもしれません。
 
コードネーム「whitefin」と呼ばれるこの端末には、Pixel 6シリーズのものとは異なるクロック周波数で動作するTensorチップが搭載されています
 
Pixel 6aとして発売される可能性もあるとのことです。

「whitefin」TensorとPixel 5のコードネームを合体させたもの?

TwitterユーザーのMishaal Rahman氏(@MishaalRahman)はこの「whitefin」という名前について、Tensorチップのコードネーム(whitechapel)とPixel 5のコードネーム(redfin)を合体させたものではないかとしています。
 
また、YouTuberのMarques Brownlee氏は8月に、Pixel 5aのレビューにおいて、
 

…Googleの人たちとの会話から、彼らは本当はPixel 5でTensorを発売したかったのではないかと、私は確信しています。

 
とコメントしました。
 
これらから、「whitefin」はTensorチップ搭載Pixel 5なのではないかとNotebookcheckは推測しています

クロック周波数の異なるTensorコアが搭載

また、TwitterユーザーのMile氏(@mile_freak07)は、「whitefin」にPixel 6/6 Proに搭載されたものとは異なるリビジョンのTensorチップが搭載されていることを発見しました。
 
Pixel 6/6 ProがGS101-B0を搭載しているのに対し、「whitefin」にはGS101-A0が搭載されているそうです。
 
これらはCPUの動作周波数が異なるといいます。
 

  • GS101-B0: Cortex-X2 x 2(2.8GHz) + Cortex-A78 x 2(2.25GHz) + Cortex-A55 x 4(1.8GHz)
  • GS101-A0: Cortex-X2 x 2(2.3GHz) + Cortex-A78 x 2(1.9GHz) + Cortex-A55 x 4(2.0GHz)

Pixel 6aとして発売される可能性も?

Notebookcheckはこの「whitefin」について、Pixel 5のありえたかもしれない姿を示しているとしています。
 
しかしながら、Appleが過去の筐体をiPhone SEとして再利用したように、GoogleもPixel 5の筐体にTensorチップを搭載して、「Pixel 6a」として発売する可能性はあるとも考えているとのことです。

 
 
Source: Mishaal Rahman/Twitter, Mile/Twitter, Marques Brownlee/YouTube via Notebookcheck
(ハウザー)


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