“三人寄れば文殊の知恵”ということわざもあるように、アイデア出しに行き詰まったら、ひとりで悩まず複数人でアイデアを出し合うほうが効率的。自分ひとりでは思い浮かばなかったようなアイデアが生まれることがあります。でも一方で、それぞれの考え方が異なるため意見がまとまりにくいというデメリットも。結果、方向性を見失い、無駄にミーティングが長くなったり、結論を先延ばしになることも…。
そんな複数でのアイデア出しに便利なアイテムが登場。それがidontknow(アイドントノウ)の「METHOD」(2200円)。シンプルながら、随所に工夫が施された、まさにアイデア商品です。
知的作業を快適に行うためのミニマルな道具を開発してきたプロダクトデザイナーユニット、idontknow。そんな彼らが実際にアイデアを出す際に役立ったことを落とし込んだ製品が「METHOD」です。
まずチェックしたいのが秘伝の説明書。通常のビジネス書でのアイデアの出し方は硬すぎるとして、ゲーム感覚でアイデアを生み出すためのテクニックが記されています。
そしてA6サイズの用紙200枚。A6というサイズは、idontknowメンバーの経験から、アイデアをひとつ書き出すのにちょうどいい大きさとのこと。アイデアを1枚のカードにひとつだけ書き出し、それを机上に並べて複数人で話し合いながら組み合わせていくことで、新しいアイデアを生み出しやすくなります。
名著『アイデアのつくり方』の著者であるジェームズ・W・ヤング氏は「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」と述べています。アイデアをカードにすることで自由な組み合わせが可能になり、新たなアイデアが生まれやすくなるのです。
そしてサインペン3本が入っています。ぺんてるのサインペンにidontknowのロゴが入ったもので、彼らによると、サインペンの絶妙な太さがA6サイズの紙にちょうどいいそうです。また、複数人が同じ筆記具を使うことで、アイデアが人から分離しやすく、フラットに捉えやすくなるという効果もあります。
箱にもこだわりがあり、九州の職人が手作業で作った綺麗で丈夫な“貼り箱”を使用。二重箱になっているため、上蓋を重ねるように底にかぶせればちょうどカードが1枚入るようなフチができます。
ここに、お題や議題となる項目を書いたA6カードを1枚立てておけば、何についての議論なのか、参加者が見失うこともありません。サインペンも紙も使い切ってしまえば、それぞれ市販の品で補充できるのもうれしいところです。
チームでのアイデア出しに特化した「METHOD」を使って、新たな知的作業を楽しんでみませんか?
>> idontknow
<文/&GP>
【関連記事】
◆“マグネット×てこの原理”で、どんな紙でもピタッと綴じる!
◆「コピー用紙500枚をまるごと立てる」ってシンプルすぎるけど便利そう!
◆コピー用紙をアイデアキャンバスにしよう!
- Original:https://www.goodspress.jp/news/422882/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...