米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2021年12月28日、Appleが出願していた、Apple Watchのデジタルクラウンを光学センサーに置き換える特許を公開しました。
デジタルクラウンを、光学センサーに置き換え
Appleが出願していた特許は、Apple Watchのデジタルクラウンを、ユーザーのジェスチャー入力に対応する光学センサーに置き換えるものです。
この光学センサーはそれ以外にも、心拍数、呼吸数、血中酸素濃度、血流量、血圧測定にも利用される可能性があります。
下記図表7と8では、光学センサー(40)上でユーザーが指先(2)を下向きに動かした様子が示されています。
光学センサーはユーザーの指の動きの向き、位置、速さ(加速度)を認識し、Apple Watchの動作に反映します。
また、図表9のように、光学センサーからユーザーの指先が離れている状態でもジェスチャー入力に対応するよう、任意の距離(90)を設定できると特許内に記されています。
占有スペース削減にも寄与
Apple Watchに、今回の特許に記された光学センサーが搭載された場合、デジタルクラウンと比較して可動部がないため落下時の破損などのリスクが低減でき、デジタルクラウン機構よりも部品を小さくできることから、その分をバッテリー容量拡大にあてることができます。
Appleは日々多数の特許を申請していますが、それが実製品に導入されるか、導入されるとしてもいつになるかは不明です。
Source:USPTO via Patently Apple
Photo: EverythingApplePro E A P/YouTube
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-429817/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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