H&Mは、ブランド初となる3つのバーチャル・ファッション・ルックを発表。バーチャルアニメーションを駆使し、デザインが動いたり光ったりする限定ルックを、日本を含む限定6か国で開催中のコンペティションの賞品として提供します。なお、この発表を機に、H&Mはデジタルファッション分野へ参入する見込みです。
個性豊かな3つのルック
H&Mのバーチャル・ファッションは、液体物・電気・アイスクリーム・雲・AI で発生したパターンなどのデジタル素材を使い、これまでにない素材で身体の限界を超えて自分らしさを表現できるアイテム。デジタル上で着用可能で、体型や性別にとらわれず、思い思いのファッションを楽しむことができます。
また、包装や輸送、洗濯の必要がないのでもポイントでしょう。
今回発表されたルックは3種類。そのひとつがオーバーサイズベストとユニタード(手首・足首までを覆うワンピース形式の衣装)を組み合わせたルックです。現実では再現が不可能な素材感で作ったベストには、浮遊感のある美しい色彩の液体が流動します。
もうひとつが、オレンジの発光するケーブルニットをクラシックなケーブルニット柄に編み込んだニット。全体が点滅するフラッシュライト効果が魅力です。
最後は、発光するピンクのバギーパンツ。クラシックな生デニムに小さなネオンストリングをあしらった鮮やかなアイテムです。
ルックの名前募集! 当選者にはルックを提供
これら3つのルックは、女優のメイジー・ウィリアムズがアンバサダーを務めるコンペティションの賞品としてのみ提供され、販売や製造は予定していません。
同コンペは、1月10(月)~1月31日(月)の期間、H&M公式オンラインサイト上で開催中。参加者はキャンペーンページにアクセスし、必須項目を入力後、ルックの中から1つを選んで名前をつけることで選考を受けられます。
H&Mの代表者を含む審査員が、1ルックにつき1つの名前を選考。当選者は、自分の映った写真データを提出することで、3ルックの中から1ルックを合成したデータを受け取ることができます。限定ルックを着用した自身の姿はソーシャルメディアに投稿可能です。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/170758
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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