NFTマーケットプレイス「HINATA」が京友禅や日本酒をNFT化。数量限定で無料配布も

株式会社FUWARIが1月11日にローンチしたNFTマーケットプレイス「HINATA(ヒナタ)」β版。日本のクリエイターや伝統文化などの可能性を広げる場として展開しています。

そんな「HINATA」は、伝統工芸品“京友禅”と“日本酒”をNFT化するプロジェクトを開始。それぞれのNFTを数量限定で無料配布するキャンペーンを実施しています。

「HINATA」の特徴

「HINATA」の大きな特徴のひとつが、クリエイターの思いを伝えるメディア運営。作品の売買はもちろんですが、クリエイターが作品に込めた思いなどを発信し、クリエイターとファンのつながり創出にも注力しています。

また、ブロックチェーン関連サービスに活用されていることの多いパブリックチェーンではなく、現時点ではプライベートチェーンを採用。これにより、ガス代(手数料)がかからず、電力もそれほど消費しないというエコな取引が可能です。

さらに、シンプルなログインとクレジットカードでの法定通貨決済が可能なユーザーフレンドリー設計もポイント。ログインには、ユーザーが慣れ親しんだIDとパスワードを使い、秘密鍵は使いません。

「HINATA」では、NFT化した作品を二次創作・商用利用可能なかたちで販売し、そこから生まれた新たな創作物を再びNFT化して販売する……といったサイクルを実現する仕組みもあるようです。

京友禅の草稿と酒瓶のラベルをNFT化

このたび「HINATA」でスタートしたプロジェクトでは、京都の伝統工芸品“京友禅”と日本酒のラベルアートをNFT化します。

京友禅のプロジェクトでは、株式会社 関谷染色が所蔵するデザイン画「草稿」をNFT化。「草稿」は原案のようなもので、一般的に人目に触れるものではありません。そのままでも芸術的価値はありますが、未完成だからこそ無限の可能性を秘めているのが「草稿」だといいます。これを二次創作・商用利用可能なかたちで販売するようです。

そして現在、3週連続で着物の「草稿」の一部をNFT化して無料配布中。複数の紙に連作のように描かれる着物の草稿(6連作)のうち、3枚を3週にわたって配布します。1週目は2月14日~20日、2週目は2月21日~27日、3週目は2月28日~3月6日で、各週先着100名に配られるとのことです。

日本酒のプロジェクトでは、酒瓶のラベルをNFT化。岐阜・各務原市の創業100年となる蔵元「林本店」がグローバル展開する「百十郎 emotion series」の発売記念として、ラベルアートのコラボNFTを2月25日(金)までの期間、先着110名に配布します。

このNFTには、4月に追加発売予定の「百十郎 emotion series + ラベルアートNFTセット」の先行購入権が付与されているようです。

ちなみに、Twitterで絶賛配信中のストーリーGIFアート「Tales of MushRace〜キノコ戦記」のキャラクターNFTも近日無料配布されるといいます。

PR TIMES
株式会社FUWARI

(文・Higuchi)


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