折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス「Shaero(シェアロ)」を運営するシェアード・モビリティ・ネットワークスは、総額3億円の第三者割当増資を実施し、累計6億円の資金調達を発表しました。
地下鉄3~5駅分をエコに移動できる
Shaeroは、都市部で3~5km(地下鉄3~5駅分)を自在に移動できるエコなツールとして、2021年9月よりサービスを開始している折りたたみ電動バイクのシェアリングサービスです。
スマートフォンと原付免許があれば誰でも利用が可能で、アプリから簡単に予約・利用開始できます。返却時はアプリで空きステーションを検索し、好きなステーションに返却すればOK。
坂道や渋滞、乗り換えなどを気にする必要がないため、都市部での移動が楽になるでしょう。また、約10円分のエネルギーで30kmを走行でき、騒音や排気ガスは発生しないといいます。
2023年夏に600ステーション目指す
Shaeroはコンパクトな折りたたみ式で、町のあらゆるスペースにステーションを設置できる点もメリットとして挙げられます。将来的には、どこからでも気軽に借りることができて、乗り捨て感覚で気軽に返せるようになることを目指しているようです。
利用料は、15分200円の時間貸しプランから日額や月額の定額プランまで、さまざまな利用シーンに合ったプランが用意されているとのこと。
昨今のコロナ禍の情勢や生活様式の変化を受けて、「密」を回避できる新たな移動手段として利用されており、すでに東京23区を中心に65ステーション設置が完了(2022年2月16日時点)。今回の資金調達により、2022年夏に200ステーション、2023年夏には600ステーションの開設を目指していくとしています。
シェアード・モビリティ・ネットワークス代表取締役の畑翼氏は「今後は、東京を中心とした関東エリアで拡大するとともに、地方都市へのシェアロの展開や、より幅広い年齢層の方が乗れる小型EVによるシェアリングサービスの開発を行っていく予定です」とコメントしました。
(文・Takeuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/173873
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:takeuchi
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