Apple株、J.P.Morganの「注目株リスト」から除外

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海外メディアReutersは現地時間4月2日(土)、金融大手J.P.MorganがAppleを「注目株リスト」から除外したと報じました。スマートフォン市場での需要が減少する可能性が指摘されています。

Apple株を注目株リストから除外

Reutersによると、J.P.Morganが作成する「アナリストの注目株リスト」から、Appleと半導体大手Qualcommが除外されました。
 
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う中国でのロックダウンや、ロシアのウクライナ侵攻を受けた物価上昇等が、スマートフォン市場の需要減退につながると予想された模様です。
 
半導体大手Qualcommは低~中価格帯のAndroid端末の販売低迷により悪影響を受ける可能性が指摘され、注目株リストから除外されました。
 
また、アナリストは中国のゲーム市場が縮小していること等がAppleにとって悪影響となる可能性を示唆しました。
 
なおNikkei Asiaは3月28日、Appleがウクライナ情勢やインフレの影響を鑑みて、iPhoneとAirPodsの減産を計画していると報じています。
 
Reutersは、J.P.Morganアナリストのサミック・チャタジー氏が「テック業界での世界的な需要低迷が話題となっているが、マクロ経済の弱さが消費者市場に与える悪影響の方がより深刻である」と言及したと報じました。
 
なお、J.P.Morganは長期的予想ではAppleとQualcommを「買い」相当の評価を維持しており、チャタジー氏は現地時間3月22日、Appleの目標株価は210ドルと発言しています。
 
 
Source:Reuters
(seng)


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