【夏の流行モノ指名買いリスト】
熱が冷めるどころか、ますますの盛り上がりを見せている感がある、キャンプやバーベキューといったアウトドアレジャー。日常生活とは違った開放感や、普段は口にすることがない料理を味わえるなど、楽しみはたくさんある。
しかし遠くまで出掛けられなかったり、自分ができるかどうか心配だったりと、何らかの理由で二の足を踏んでいる人がいるのも事実。ならば自宅の庭やベランダ、部屋で…と、気分だけでもアウトドアの雰囲気を感じてみてはどうだろうか。
例えばカセットガス式のコンロ。アウトドア用に作られたものは、当然室内でも使える。それで肉や魚、野菜を焼いて食すれば、あっという間に普段とは違う食事になる。
また最近は、ソロキャンプを前提にした小型の焚き火台とグリルが一緒になったものや、やはり小型で炭や固形燃料を使うグリルも販売されている。
そんな調理器具を使用して、一人でゆっくり楽しむもいいし、数人の仲間と語らうのもいいだろう。そうすれば、料理のバリエーションも広がり、趣味のひとつに仲間入りさせることもできる。そして本格的にアウトドアに出かけて楽しむためのトレーニングにもなるのだ。
■カセットボンベ式
1. 赤熱させた反射板でムラなく焼ける
イワタニ
「カセットガス 炉ばた焼器“炙りやII”」(7981円)
直火ではなく、ガスで赤熱させた輻射板の熱で食材を焼くので、焼きムラがなく美味しく仕上げられる。弱火から強火まで、食材に合わせた火力調整が可能なので様々な材料を炙って楽しめる。
▲焼き網から付属の串焼き用ステーにすれば、焼き鳥や魚介類の串焼きも作れる
2. 煙を抑えた設計で、室内でも手軽に楽しめる
イワタニ
「カセットガス スモークレス焼肉グリル “やきまるII”」(8580円)
自宅焼肉で気になるのが“煙”。しかし「やきまるII」は、焼き面を約210〜250度に設定。さらに、魚や肉の脂が表面の溝を通りスリットに落ちる構造なので、煙が出にくく、こんがりと焼きあがる。
3. 火鉢や七輪を連想させるデザインが楽しい
センゴクアラジン
「ヒバリン」(1万7600円)
日本の伝統的なコンロと言える火鉢や七輪。そんな文化をカセットボンベ式コンロのデザインに取り入れた。焼き網に輻射プレート、焼き網ステイのグリルキットを使えば、直火だと焦がしがちだった食材も、じっくりと美味しく焼ける。
▲カセットボンベ式で持ち運びやセットが簡単なので、幅広い場所で使うことが可能だ
▲グリルキットは輻射プレートを赤熱させて焼くのでムラを抑えて中までじっくり熱が通る
4. U字バーナーで全体に火が通り美味しくなる
ニチネン
「ジュージューボーイII KC-111」(1万1000円)
バーナーが丸型のセンター配置ではなく、U字型を採用している。最大発熱量2000kcal/hの火が幅広い範囲に回る設計になっているので、焼きムラなく美味しく仕上がるバーベキューコンロ。
■焚き火 or 炭
5&6. 板金専門会社が作った小さな焚き火グリル2台
笑ʼs
「コンパクト焚き火グリル『B-6君』」(5390円 ※本体のみ)
ソロツーリングやソロキャンプにピッタリな、重量500gの小型焚き火台グリル。上に載せるプレートやグリルが、オプションで多くの種類が用意されているので、小さくても様々な料理に応用できる。1台持っていると便利に楽しめる。
▲折りたたむと約181×122mm。まさにB6サイズで、厚さは約18mmで簡単に持ち運べる
笑ʼs
「焚き火グリル『A-4君』」(9350円 ※本体のみ)
折りたたみサイズ的には「B-6君」をやや大きくした約292×206mm、重量約1.9kg。その分、大きめの薪も使え、焚き火を楽しむだけでなく2人分くらいまでの様々な調理にも十分に使える。
▲「B6君」よりはやや大きいとは言っても折りたたむと厚さは約20mm。十分楽に持ち運べるサイズだ
▲前モデルからリニューアル。前側板と投入口が大きくなってさらに使いやすくなっている
7. 本体を開くだけで使える便利な卓上グリル
キャプテンスタッグ
「モンテV型卓上グリル B6型」(6600円)
収納サイズ190×60×165mmの小さなトランクを開くと…、コンロに早変わり。固形燃料を使って卓上で一人バーベキューができてしまう。換気を良くすれば、部屋で焼き物を肴にしながら酒を飲むという贅沢な時間にも。
▲重量は約750g。ゴトクも付属しているので、小さなコッヘルで煮炊きも可能だ
8. 炭の継ぎ足しが簡単なスライド式炭入れを採用
キャプテンスタッグ
「スリムスライドグリル」(1万2100円)
組み立てると幅500×奥行290mm、高さは脚の調整でハイ700mm、ロー380mmに切り替えられる。庭などの立食バーベキューなら高く、屋外テーブルに置くなら低くして使える。
▲炭入れはスライド式なので継ぎ足しが簡単に行え、途中で焼きが中断することも少ない
▲脚を本体内に収納してしまえば、厚さ約8cm、重量約2.3kgと運搬も楽に行える
※2022年6月6日発売「GoodsPress」7月号34-35ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/459779/
- Source:&GP
- Author:&GP
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