夏に楽しみたいアクティビティといえばダイビング。海の中の光景は幻想的でつい写真や動画に収めたくなります。しかし、水中撮影は地上と異なりカメラを固定する場所がなく、自撮りなどしにくいのが難点。そのため、何枚撮っても満足行くアングルで撮影できなかったり、写真撮影に手間取ってダイビング自体をあまり楽しめなかったりすることも。
そうした水中撮影の難しさを解決する方法の1つとしてリコーが開発したのが浮力調整器「STAYTHEE(ステイシー)」(4万8400円/本体+アクセサリーセット込み)。同社が発売する360度カメラ「RICOH THETA」本体を入れた水中ハウジングケースに取り付けるだけで、水中でカメラをイイ感じにキープできるアイテムです。
この製品を開発する際に参考にしたのが魚の浮き袋。多くの魚は血液中から気体を出し入れし、浮き袋内の気体の量を調節することで浮力を調節しています。なお、浮こうとするプラスの浮力と沈もうとするマイナスの浮力が釣り合った状態を中性浮力といいます。
ダイビングにおいても、この浮いたり沈んだりしない中性浮力の状態を保つことが求められます。
こうした空気調整機能を持つ装置をカメラにも取り付けることで、カメラを水中の一定の場所に浮遊できるようにしたのが本製品。カメラを浮遊状態で固定できるのでピント合わせや画角調整もお手のもの。例えば、撮影者自身が水中を泳いでいる姿を第三者が撮影したかのようなアングルで撮影ができます。
また、人間がカメラから離れた状態で撮影できるため、警戒心の強い水中生物の近くにカメラを置いて撮影したり、魚の群れなど臨場感あふれる撮影ができたりするかもしれません。
さらに、シリンダを動かすことで浮力を重く設定することもできるので、徐々に水中へと沈んでいくような幻想的な写真や動画を撮影も可能。
今回は7月20日〜8月20日までの100セット限定予約発売で、リコーの360度カメラ「RICOH THETA SC2」「RICOH THETA V」「RICOH THETA X」各3機種とそれぞれの専用水中ハウジングケースに対応した3セットを用意! いずれも「STAYTHEE」本体と、カメラを海底に寝かせて水中撮影を楽しめるマクロ撮影キット、リール付きストラップ、水中ハウジングケースのレンズカバーがセットになっています。
今後、GoProやInsta360など他社製のアクションカメラにも対応予定。この夏、ダイビングしながら幻想的な写真や映像の撮影にチャレンジしてみませんか?
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/464204/
- Source:&GP
- Author:&GP
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