バイタルデータを取得・分析するスマートリング「SOXAI Ring」、追加予定機能にも注目

株式会社SOXAIは、バイタルデータを取得・分析する健康管理用スマートリング「SOXAI Ring(ソクサイ リング)」を開発中。

今年3月に開始したMakuakeのプロジェクトでは、公開後1分弱で目標額を達成、最終的に4600万円以上を集めました。なお現在は、公式サイトにて3万1482円(税込)で予約販売を実施しています(12月発送予定)。

同社はこのたび、総額3.15億円の資金調達を実施。新機能の追加開発などを加速させる見込みです。

バイタルデータを取得、分析結果はアプリで

「SOXAI Ring」は、心拍数・心拍変動・血中酸素レベル・体表面温度・活動量などを測定できる指輪型のウェアラブルデバイスです。

測定したバイタルデータは独自のアルゴリズムで分析。睡眠状態(睡眠時間・寝返り回数・呼吸が止まった回数など)やストレスレベル、活動状態(消費カロリー・歩数など)といったスコアをアプリで表示します。

装着負担少なく、さまざまなシーンで測定可能

同製品は、幅約7.6mm・厚み約2.5mmと超小型なため、ユーザーの負担を抑えたバイタルセンシングができるでしょう。

また、約1.5時間の充電で約7日間駆動するバッテリー、完全防水性能、機内モード搭載など、さまざまなシーンで常にバイタルデータを取得できる仕様になっています。

このほか、AppleヘルスケアおよびGoogle Fitとの連携機能や計7種類のサイズ展開もポイントです。

追加予定の機能も要チェック

同社は今後、測定・分析機能の高度化に加え、追加機能の開発も加速する構え。運動時のバイタル測定機能、血糖値関連指標の測定機能、生理周期トラッキング機能、感情状態分析機能、NFC決済機能などの追加を予定しています。

また、カラーバリエーションの追加やさらなる小型化といったファッション性の向上も進めていくとのことです。

こういった開発加速や量産体制の構築などへ向け、総額3.15億円の資金調達を実施。主な引受先は、大正製薬株式会社、りそなキャピタル6号投資事業組合、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合です。

PR TIMES(1)(2
「SOXAI Ring」公式サイト

(文・Higuchi)


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