Appleは製造拠点の中国からのシフト推し進めるため、カリフォルニア州を中心として米国内のサプライヤー業務を増やしている、と米メディアAppleInsiderが伝えています。
サプライヤー180社のうち48社が米国内で一部の業務を遂行
Appleは2021年のサプライヤーリストを公開し、2021年9月時点で180社のサプライヤーのうち、48社が一部の業務を米国に移管したことが明らかになりました。2020年の25社の約2倍となっています。
カリフォルニア州を製造拠点とするサプライヤーの数は、2020年の10社未満から昨年は30社以上へと増加しています。
どの州で何の業務を行っているかは公開されず
Appleが公開したサプライヤーリストによれば、Qualcomm、Foxconn、ソニーなどの主要なサプライヤーが2021年に米国内に生産拠点を増やしたことがわかっていますが、どの州に施設が置かれているのか、また各社の業務内容については記載されていません。
情報筋によれば、これらの米国内の生産施設は新製品のテストやサービス関連の業務のための小規模な生産ラインであることが多いとのことですが、それでもAppleのサプライチェーンにおいて重要な役割を担っていることに変わりはない、とAppleInsiderはコメントしています。
Appleサプライチェーンは大きく変わっていく?
Appleサプライヤー180社のうち約150社が中国で業務を行っており、依然としてAppleの中国依存度は高いと言えます。
しかしながら、インドでのAirPodsやiPhone14の生産に向けてサプライヤー調整が行なわれており、今後Appleのサプライチェーンが大きく変わっていく可能性も指摘されています。
Source:AppleInsider
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-493836/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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