米国特許商標庁(USPTO)は現地時間6日付けで、将来AirPodsに組み込まれる可能性のある安全機能に関するAppleの特許出願を公開しました。ユーザーが自転車に乗っている場合、AirPodsは他のサイクリストなどの周囲の物体との関係性からユーザーの速さと速度を把握し、音楽を停止して目の前の状況に集中するよう警告を発することができるようになる可能性があります。
自転車に乗っていることを把握したとき機能が作動
AppleのAirPodsの安全機能についての特許出願には、いくつかの実施形態では速度(velocity)データを受信しても良いし、時間経過に伴う位置データの変化に基づいてユーザーの速度を補間しても良い、と記されています。ユーザーの速度がしきい値以上またはしきい値以下、あるいは2つのしきい値の間にある場合にのみ、オーディオは一時停止、停止、ミュートされる可能性があります。
さらに別の例として、ユーザーの速度から、彼または彼女が自転車で移動していることを把握した場合、ユーザーの耳へのオーディオは一時停止、停止、ミュート、または音量変更されるかもしれない(これらはすべて“調整”という用語に包含されます)、と記載されています。また、停止した場合には、“調整”なしの音声が再生される可能性があります。
移動の方向性に従ってどちらのイヤホンを調整すべきかを決定
位置データの変化により、移動の方向を把握することもできるため、動きの方向に従ってどちらの音声出力(例えば、左耳または右耳の音声)を調整すべきかを決定することもあるそうです。
例えばユーザーが右側を道路に向けて移動している場合、右側への音声出力が調整される場合があります。左側を道路に向けて歩いている場合は、左耳への音声出力が調整されることがあります。
Source:Patently Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-494414/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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