【2022秋 最旬バッグ特集⑥】
春夏シーズンが終わりを告げ、新たに秋冬シーズンがスタートする10月。季節の変化は、改めて自分に必要なモノは何かと考え、身の回りのアイテムを新調するには絶好のタイミングといえます。
以前なら、数種類のバッグを目的や用途に合わせて使い分けるなんて人も多く見受けられましたが、コロナ禍でのニューノーマルな生活様式への変化により、多くを持つのではなく、それひとつで様々なシーンに対応する汎用性の高さが求められるように。というワケで今回は、シーンや気分に合わせて2WAY・3WAYで使える多機能バッグをフィーチャーしたいと思います。基本形態はバックパックで、そこにストラップ部分を脱着することでショルダーバッグやブリーフケースに変身。そんな機能的ディテールを多数備えた、オススメの5モデルがこちら!
1. 重厚感と軽量性を兼ね備えた傑作ビズバッグ
CIE
「バリスティック エア2WAY バックパック フォー 豊岡鞄 コレクション」(3万9600円)
様々な人のライフスタイルに“新しい価値観”を提案するブランドCIE(シー)と、国内随一のカバンの産地として知られる兵庫県豊岡市の地域ブランドTOYOOKA KABAN(豊岡鞄)のコラボシリーズから、手持ちのブリーフケースとしても使える2WAY仕様のバックパックが登場。
さらに、ショルダーベルトを自分で装着させれば3WAYにも! バックパネルには、出張や旅行にあれば助かるキャリーオンスリーブまで備え、ビズシーンでの活躍を大いに期待させます。
その名前が示唆するように本体生地には、摩耗・引き裂きに強くて軽量なコーデュラ ホロフィルエアーを使用しています。さらにエックスパックの切り替えで強度を上げつつデザインアクセントに。外装には3つの前面ポケットとメッシュポケットを、内装には13インチ対応のPCスリーブ、ペットボトルホルダー、2つのファスナーポケットを備えています。
使い勝手も良く、レザーや金属のパーツを極力軽減し、“重厚感”と“軽量性”を両立させることに成功した、これぞグッドプロダクトです。
サイズ:H40×W28×D8cm 容量:12L
>> CIE
2. 抗菌・抗ウィルス機能も“無駄なくスマート”に
and wander
「コーティング リップ ブリーフケース スマート」(3万3000円)
and wander(アンドワンダー)は、タウンユースから本格的登山までに活躍する、日本生まれのハイブリッドアウトドアブランド。そのラインナップの中心は機能性とファッション性を併せ持ったウェアですが、バッグなどの小物も幅広いシーンに対応する洗練されたデザインで人気を集めています。
ここで取り挙げる「コーティング リップ ブリーフケース スマート」もブリーフケースとバックパックの両方で使うことができ、黒一色の外貌は無駄なくスタイリッシュ。
しかもボディには、210デニールのリップストップナイロン生地にポリカーボネートとPUを混ぜた特殊コーティングを施した素材を使い、耐水圧2000mmの防水性能を実現。
裏地にも抗菌・抗ウイルス加工の生地を使用した上、全体を5mm厚のEPE芯材で保護することで、ノート PCやタブレットなど大事なデジタル機器を衝撃から守ります。外周にあしらわれたジップの開閉で容量アップ。シンプルで無駄なく、現代の生活様式にフィットする一品です。
サイズ:H41×W28×D9cm 容量:14.5L
>> and wander
3. クリーンでコンフォータブルな自転車用バックパック
VICTORINOX
「ツーリング 2.0 コミューター バックパック」(3万5200円)
「オリジナル・マルチツール」で世界的に知られるVICTORINOX(ビクトリノックス)。ニューヨーク近代美術館も認める、優れたプロダクトデザインを創出するビクトリノックスの本作は、耐摩耗性と防水性、そしてスマートな機能を満載したバックパックです。
そのこだわりは表から見ない裏地にまで及び、デュポン社が誇る抗菌技術シルバーデュアテクノロジーによって雑菌の増殖を防止。コロナ禍を経て、日常生活における抗菌意識が高まった今の時代にフィットした機能といえます。
また、クリーンなだけではなくコンフォータブル性も追求し、各種デジタル周辺機器がコンパクトに収まるオーガナイザーやPCスリーブもしっかり配備。底部の隠し収納ポケットからネットを引き出せば、自転車のライディング時に必要なヘルメットも邪魔になることなく収納可能です。
極め付けは、内蔵された長さが調節できるストラップ付きの脱着式防水ポーチ。旅先で貴重品だけ持ってちょっと外出。なんていう場面でも2WAYで使えるので非常に便利です。
サイズ:H45×W31×D19cm 容量:21L
>> VICTORINOX
4. 秋冬コーデにもよく馴染む、モダンなトーナルカラー
THE NORTH FACE
「シャトル3WAYデイパック」(2万7500円)
ここからは一石三鳥の3WAYタイプをピックアップしていきましょう。まずは、幅広いカテゴリーで機能的なバッグを輩出するTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)から。高強度の1050デニールリサイクルコーデュラバリスティックナイロンを使用した、23リッター容量のタフなデイパック。
収納式のショルダーハーネスと取り外し可能なアジャスター付きショルダーストラップ、グラブハンドルを装備し、荷物の量やシーンに合わせた持ち方が可能です。
メイン室の開口部には、雨や水の侵入を防ぐ止水ジップを採用し、内部には15インチ相当のノートPCや書類、タブレットを収納できる専用コンパートメントと、仕分け整理に便利なスリーブが設けられています。
また、中身を取り出す頻度の高いフロントポケット内には、クッションの効いたアクセサリーポケットとスマホ用ポケットも。背面にはスーツケースのハンドルを通すスリットを備え、荷物が増えがちな秋冬シーズンでもストレスなく快適な旅が楽しめます。
サイズ:H31×W44×D16cm 容量:23L
5. 税込2990円で味わえる、令和的スマートライフ
UNIQLO
「3WAYスマートバッグ」(2990円)
2WAY・3WAYモデルは、多彩な機能の搭載&収納スペース確保のための大型化。この2点により、どうしても高価格帯になりがち。そんなイメージを良い意味で覆してくれるのが、UNIQLO(ユニクロ)の「3WAYスマートバッグ」です。
PCケース、ショルダー、リュックとして使用できて、価格は驚きの税込2990円。現代社会における各種“スマート化”によって荷物が減っているという点に着目し、収納スペースを抑えたコンパクト設計を実現させました。
とはいえ、内装にPCスリーブ、ペンホルダー、小物を収納するためのポケットは完備。バックパネルの右サイドに、スマホなど頻繁に出し入れする小物も収納できるポケットもあるので、使用していて不便さを感じることはありません。
また、表地に高強度素材を用いているため外からの衝撃にも強く、小雨程度の水ならしっかり弾いてくれる耐久撥水加工もプラス。無駄な荷物は持たず、なるべくなら手ブラでいたいという人には、これ以上ない選択といえます。
サイズ:H41×W27.5×D5cm
>> UNIQLO
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時代の変化の中で生み出された新たな機能を搭載し、進化し続けることで実現化された“汎用性”。その象徴といえるのが、“シーンや気分に合わせて”3WAY・2WAYで使える多機能バッグです。
バッグ選びの要となる収納力や機能性に関しては、あえて言及するまでもなく、今回紹介した5つのモデルはどれも高評価。その上で共通項として浮かび上がってくるのが、多彩な機能を備えながらも悪目立ちすることなく、大人の着こなしに馴染んでくれるスタイリッシュなルックスです。ブラックやオリーブなど汎用性の高いトーナルカラーを選ぶことで、より“シーンや気分に合わせて”という部分を享受することが叶うはず。“コレひとつあれば十分”。そんなバッグをお探しなら、ぜひチェックしてみてください。
<文/TOMMY スタイリング/宇田川雄一 メイン写真/田中利幸>
TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter
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