Windows 11のAndroidアプリ実行機能が「バージョン1」に

Windows 11上のAndroid
 
Windows 11のリリースから1年あまりが過ぎ、ようやくその目玉機能が安定版となったようです。
 
Microsoftのコーリー・ヘンドリクソン氏がWindows 11のAndroidアプリ実行機能が公式に「バージョン1」になったと宣言しました。

31の市場で5万本以上のアプリが利用可能になったWindows 11のAndroid Subsystem

Microsoftのコーリー・ヘンドリクソン氏(@chendrixson)はTwitter上に、Windows 11のAndroid Subsystemが公式に「バージョン1」になったと投稿しました。
 


 
Androidアプリ実行機能はWindows 11の目玉機能としてアピールされてきたものの、OSのリリースには間に合わず、地域限定かつInsiderプログラム参加者限定でテストがおこなわれてきました
 
日本では先日Insiderプログラム参加者が利用できるようになったばかりです。
 
ヘンドリクソン氏によると、今では31の地域で5万本以上のAndroidアプリが利用可能になっているといいます。

最小システム要件は高め、未対応の機能も

Windows 11上でAndroidアプリを動かすには、Windows 11のインストールするために必要なスペックよりも高いスペックが要求されます。
 
たとえばCPUはIntelの第8世代Core i3以降、AMDのRyzen 3000以降、QualcommのSnapdragon 8c以降が必要で、RAM容量も8GBが必要です。
 
また、アプリはGoogle PlayではなくAmazonのAppstoreから供給されるため、Androidスマートフォンで利用可能な全てのアプリが利用できるわけではありません。
 
機能としてもピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)、ハードウェアDRM、USB、Bluetoothダイレクトアクセス、Androidウィジェットなどはサポートされていません。

 
 
Source: Cory Hendrixon/Twitter via Android Police
(ハウザー)


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