仮想通貨を取り扱う業者FTXの破綻騒動を追った物語の書籍について、Appleが権利を獲得する見通しです。
マイケル・ルイス氏が原作
世界有数の仮想通貨取引所の一つだったFTXは、11月中旬、突如破綻を宣言しました。
数百億ドルの負債とともに明らかになったのは、順風満帆かのように思えた仮想通貨事業が自転車操業だったことで、創業者のサム・バンクマン-フリード氏は現在、複数の詐欺や不正行為の疑いが持たれています。
このFTX帝国の崩壊に目をつけたのが、「マネー・ショート」「マネー・ボール」などのヒットで知られる、稀代のノンフィクションライターであるマイケル・ルイス氏です。
最後の6カ月が長編映画に
FTXを取り扱った同氏の書籍が発売される前から、すでに書籍の権利が取り沙汰されていましたが、新たな報道によると、AppleがAmazonやNetflixを抑えて、書籍権を獲得する可能性が高いことが分かりました。
正確な購入金額は明らかになっていませんが、業界に詳しいニュースサイトDeadlineによると、数億円ではないかと噂されており、最終的にはApple TV+で長編映画として配信される見通しです。破綻するまでの最後の6カ月を追った物語になるのだとか。
なおApple TV+では、同じようにスタートアップ企業WeWorkの狂乱じみた内実を描いた「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」が配信されています。
Source:Deadline,Patently Apple,MacRumors
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-505799/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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