AppleはインドにおけるiPhoneの生産台数を、今後2年間で3倍に増やす計画だと、現地メディアMintが伝えています。
生産拠点分散を目指すApple
Appleは現在、iPhoneのほとんどを中国で組み立てていますが、Foxconnの中国・鄭州工場で発生した問題や、米中の関係の緊張を受け、インドを含む中国以外の地域への生産拠点分散を目指しているとわれています。
Mintによると、事情に詳しい人物が、AppleはインドにおけるiPhone生産台数拡大を目指しており、今年の生産台数の3倍へと増やす目標を立てているとのことです。
また別の人物は、Appleは主要サプライヤーであるFoxconn、Pegatron、Wistronに対し、インドでの生産能力と従業員数を拡大するよう指示したと語った模様です。
Foxconn、インドでの生産を拡大
Reutersは11月に、Foxconnは今後2年間かけてインドのiPhone組立工場の従業員数を現在の4倍まで増やすと報じています。
またアナリストのミンチー・クオ氏は同じく11月に、Foxconnは将来的にiPhoneの生産の40%〜45%をインドで行う計画だと伝えました。
さらについ先日には、Foxconnがインドの子会社に5億ドル(約700億円)を投資し、iPhoneに加えAirPodsやiPadもインドで製造する準備を進めていると、台湾の経済日報が報じたばかりです。
TataがiPhoneを生産するとの噂も
なおインドのコングロマリットTataグループがiPhoneサプライヤーとなることを目指しており、iPhone生産のためにWistronのインド工場買収に向けて交渉しているとの情報もあります。
Source:Mint via iMore
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-509758/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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