日本では年間約5.4万トンの紙レシートが消費されており、それは、木の本数に換算して約13万8461本にのぼります。
そんな中、株式会社レシートローラー(以下、レシートローラー)は「紙レシートの削減」をミッションとして、電子レシートサービスを提供しています。
そんなレシートローラーが、APIから電子レシートを発行できるサービス「レシートローラーAPI」を公開しました。このAPIを利用することで、販売者や開発会社は自身で電子レシートを発行することが可能です。
レシートローラーAPIで利用可能な機能
レシートローラーでは、様々なシーンで電子レシートを発行できるようにすべての機能をAPIで提供します(追加料金不要)。レシートローラーAPIでは、下記の機能が利用できます。
- 電子レシートの発行
- 組織の管理
- 店舗の管理
- 端末の管理
- 電子レシートデザインプレートの管理
また、電子レシートは購入数、金額、特定商品などのフィルターでレシートを店舗ごとにカスタマイズすることができます。カスタマイズすることでレシートを通じて購入者とコミュニケーションすることが可能です。
電子レシートで無駄を削減
レシートローラーでは、購入証明、決済証明といった機能の提供だけでなく、精算業務の効率化を図ることで、利用者と販売者の双方がストレスなく電子レシートの導入を進められる環境作りを目指しています。
昨年同社は、クラウド会計をリードするfreee会計のAPI連携とfreeeアプリストアへの掲載を開始しており、電子レシートの導入促進と利用者の利便性向上を目指しています。
この度のレシートローラーAPIの公開により、さらに電子レシートの導入・利用が進み、紙資源をはじめとして、時間やコストなどの無駄が減ることが実現するのではないでしょうか。
(文・川口祐司)
- Original:https://techable.jp/archives/189601
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川口裕司
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