東京海上日動ら、秋葉原駅再現のメタバースに保険相談所。相談ハードル下げるねらい

東京海上日動火災保険株式会社と東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、1月12日(木)、JR東日本が運営する秋葉原駅周辺を再現したバーチャル空間「Virtual AKIBA World(VAW)」に、東京海上日動VAW保険相談所を開設し、保険代理店を通じた情報提供・保険商品の販売を開始します。

また、保険を身近に感じてもらうためのゲームコンテンツとして「VAW・空飛ぶカーレース」を提供します。

保険相談の心理的負担軽減

東京海上日動VAW保険相談所では、保険代理店スタッフのアバターが、個人向け保険に関する相談に対応します。メタバース空間上での商品説明に加えて、「スマートらくらく手続き」などのオンライン手続きを活用して、保険加入まで可能です。

東京海上日動らは、メタバースを活用することで、保険相談にかかる心理的負荷を減らし、気軽な保険相談・検討を可能とする新たな顧客体験を提供するとしています。

なお、生命保険については、保険商品に関する情報提供・プラン設計のみをおこないます。

保険特性を楽しく体験

VAW・空飛ぶカーレースは、空飛ぶ車を乗りこなして、VAWの最速レーサーをめざすゲーム。ユーザーは加速ギアや高速モーターなどのパーツ1つと、接触保険やコースアウト保険などの保険を1つ選択し、レースに挑みます。

レース終了後には、プレイヤーの操作方法に応じて、運転性向を分析したドライバー診断レポートが表示されます。

同ゲームは、架空の損害保険や生命保険を利用することで、レースを有利に進めることができる仕様となっており、保険の特性を楽しく体験できるコンテンツとして提供されます。

メタバースに行ってきた

1月15日(日)、東京海上日動VAW保険相談所を訪れてみました。

スタッフアバターが待ち構えているのかと思いきや、相談所は無人。インフォメーションセンターの掲示物から、自動車保険や火災保険などの各種保険の相談予約ページにアクセスし、まずは予約をするようです。

それぞれ2つの相談室を用意しており、保険によっては相談先を選択することも可能。予約可能な時間は、10時〜17時で、3日後まで予約を受け付けています。

せっかくなので、空飛ぶカーレースも体験。バーチャル秋葉原上空の景色を満喫する余裕はなく、急カーブを曲がりきれなかったり、コースアウトしたりと、現実世界では大事故ものの走りを見せながらも、3位に滑り込みました。

PR TIMES

(文・Saki.A)


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