“空の女王”として世界に名を馳せた巨大ジェット機・ボーイング747。初飛行より50年以上にわたって快適な空の旅を楽しませてくれた巨大な機体も、時代の趨勢のなかで2020年に生産終了を発表。製造中だった最終機も昨年末に完成し、この1月に顧客のもとに引き渡されたことで、ついに終焉の時を迎えました。
BREITLING(ブライトリング)では、航空輸送に革命を起こした同機への敬意を示すものとして、パイロットウオッチ“ナビタイマー”のリミテッドエディションを発表。「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ボーイング747」(116万6000円)として、ブライトリング ブティック及びオンライン ブティックにて、747本の数量限定で発売されます。にて、747本の数量限定で発売されます。
創成期より空と浅からぬ縁を持つブライトリング。なかでもエポックメイキングな存在として知られているのが、1952年発表の初代“ナビタイマー”です。航空用の回転計算尺を備えたこのパイロットウオッチは、国際オーナーパイロット協会(AOPA)のために考案されたもの。手元で飛行距離と時間を算出、飛行中の高度補正や燃料消費まで計算できる腕時計は、民間航空におけるパイロットウオッチのスタンダードに。
技術の進歩とともに少しずつ進化を続けながら、現在も不朽の名品として、空に憧れる人々の手元を飾るパイロットウオッチ。考えてみれば、航空業界において画期的な転機を作ったボーイング747とも、どこか相通じるものがあるようにも感じられます。
そんな視点からあらためて今回発表されたリミテッドモデルを眺めてみます。まずサイズは取り回しやすい43mm。12時位置には金色に輝くAOPAのロゴを配置して、パイロット用クロノグラフとしての伝統を表現しています。
ノスタルジーを感じさせるクリームカラーのダイヤルとブラックのサブダイヤル、内側計算尺に差したレッドといった配色は、もちろんボーイング747初号機のカラーリングから着想を得たもの。
回転ベゼルの数字にあしらったブルーのアクセント、またレッドカラーの内側計算尺に小さく添えた「BOEING 747」の文字にも注目です。
心臓部として搭載するのはおなじみ自社製高性能クロノグラフムーブメント・ブライトリング01。ケースバックはキャリバーの確実な営みを目で見て確かめられるシースルー仕様で、その周囲には伝説的なジェット機の偉業を讃える言葉として「The Original Jumbo Jet」「One of 747」の刻印が添えられます。
ストラップはブラックアリゲーターレザー、7連メタルブレスレットの2つのチョイスを用意。オーナーのライフスタイルや、好みに応じてオーダーできるのもうれしいところ。
航空業界の偉大なレジェンドに捧げるトリビュートモデル。発売時期は「今年納入予定」とのことですが、世界で747本のみの希少なモデルゆえに争奪戦は必至です。
>> BREITLING
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/508078/
- Source:&GP
- Author:&GP
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