環境に配慮されているかどうかを基準にモノを選ぶ人も増えています。そんな環境への意識が高いユーザーに選ばれているのがパタゴニアです。1990年代初期から製品の生産が環境に与える影響について調査を始め、1996年にはすべてのコットン製品にオーガニックコットンの採用を実現するなど、パタゴニアにとって環境保護への取り組みは重要なアイデンティティ。
そんなパタゴニアの50周年を記念して、定番アイテムのバギーズ・ショーツを“コットン・イン・コンバージョン”で作った「M's Funhoggers Shorts(メンズ・ファンホッガーズ・ショーツ」(1万450円)がリリースされました。次なるミッションである、“オーガニックコットンを生産する農家を増やす”ための取り組みから生まれたパンツです。
▲Surfboard Yellow
ネーミングに“貪欲に遊びを求める豚=Fun Hog”という自分たちへの皮肉とユーモアを込めたファンホッガーズ・コレクション。「ファンホッガーズ・ショーツ」は、ブランドのアイコンでもあるバギーズ・ショーツからインスピレーションを受け、クラシックなシルエットと履きやすさはそのままに、100%コットン・イン・コンバージョンを採用しています。
▲Sunfade Pink
パタゴニアで使用しているコットンは、“コットン・イン・コンバージョン”、“オーガニックコットン”、“リジェネラティブ・オーガニック・サーティファイド・コットン”、“リサイクルコットン”の4種類。その中の“コットン・イン・コンバージョン”は、有機栽培でありながらオーガニックコットンの認証をまだ受けていないコットンのこと。
▲Thriving Planet:Lago Blue
認証を受けるためには、約3年間、農薬や化学肥料を使わずに栽培する必要があるため、パタゴニアでは移行期間中の農家を支援して、未だ世界のコットンのうち1%以下であるオーガニックコットンの供給を増やすべく“コットン・イン・コンバージョン”の採用を進めているのだそう。
▲Classic Tan
6インチのショートパンツ「M's Funhoggers Shorts」では、そんな“コットン・イン・コンバージョン”製の糸を平織りにして表面を起毛させた、6.2オンスの生地を使用。ソフトなタッチで着心地が良く、伸縮性ウエストバンドとドローコード付きでフィット感を調節できます。サイズはXS~XLの展開で、カラーは5色展開。
▲Undyed Natural
リサイクル・プラスチック製で速乾性に優れるバギーパンツは水陸両用として、「M's Funhoggers Shorts」は陸用として、というように、シーンによって使い分けるのがベストかも。
▲「M's FunhoggerPants」
このほか、ロング丈のパンツ「M's Funhoggers Pants(メンズ・ファンホッガーズ・パンツ)」(1万4300円)や、ウィメンズとキッズモデル(ショーツのみ)も展開しているので、家族でのリンクコーデも楽しめます。
▲Plume Grey
23SSシーズンでは、ブランドのアイコニックな製品に「コットン・イン・コンバージョン」を採用したアイテムをリリースしていく予定とのことなので、今後も注目です。
>> patagonia
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/524578/
- Source:&GP
- Author:&GP
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