iPhone同士で行える「Tap to Pay」がオーストラリアでも展開

tap to pay
 
外部端末なしでiPhone同士のみでコンタクトレス決済が行える「Tap to Pay」が、オーストラリアにも拡大されました。米国、台湾に続き、3カ国目の展開となります。

顧客とビジネスの両方にとって恩恵となるか

オーストラリアでの「Tap to Pay」の展開について、AppleのApple PayおよびApple ウォレット担当副社長を務めるジェニファー・ベイリー氏は、次のようにコメントしています。
 

オーストラリアは起業家とイノベーターの国であり、中小企業はオーストラリアの労働力の中心を担い、何百万人ものオーストラリア国民を雇用しています。Phoneで「Tap to Pay」を利用すれば、あらゆる規模の企業が、ビジネスを行う場所で、iPhoneだけで非接触型決済をシームレスに利用できるようになります。「Tap to Pay」の利便性により、オーストラリアの企業は、簡単で安全、かつプライベートな非接触型決済体験を顧客に提供し、ビジネスの運営と成長を支援することができます。

 
「Tap to Pay」は昨年米国で先行導入され、今年3月には70万カ所で利用可能となりました。4月には台湾でも機能が展開されることが明らかにになり、今回オーストラリアという3カ国目がリストに上がってきたというのがこれまでの経緯です。
 
WestpacとTyro Paymentsが、オーストラリアで法人顧客向けに「Tap to Pay」をサポートする最初の決済プラットフォームとなります。Appleは、ANZ Worldline Payment Solutions、Stripe、Till Payments、Zellerなど、追加の決済プラットフォームやアプリが、今後数カ月のうちに利用可能になるとしています。
 
 
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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