車中泊ブームによって、人気となっているキャンピングカー。ワゴンやバンをベースにした“バンコン”や、軽自動車をカスタムした“軽キャンパー”など比較的手軽に乗れるタイプが人気ですが、いま “ライトキャブコン”と呼ばれる、広い居住スペースを持ちつつもミニバン感覚で乗れるキャンピングカーが注目を浴びています。
オリジナルキャンピングカーの設計や製造を行うPrecious Most RV(プレシャスモストRV)から、トヨタの“タウンエーストラック”をベースにしたライトキャブコン「VENUS(ヴィーナス)」(車両価格:577万6715円~ ※オプションなし、諸費用別)が登場。空間を最大限まで活かした居住スペースは、6人まで(大人4人+子供2人)寝ることが可能です!
“ライトキャブコン”とは、トラックの荷台部分に居住スペースを載せた王道のキャンピングカー“キャブコン(キャブコンバージョン)”の中で、サイズがコンパクトな車のこと。
“タウンエーストラック”がベース車となっている「VENUS」の車両サイズは、全長4m83cm、全幅1m89cm、全高2m76cm。広々とした居住スペースには、最大で大人4人と子供2人の計6人(大人のみなら計5人)まで、泊まることができます。
また、普通免許で運転できるのも魅力。車高が高いため屋根付きの駐車場など高さ制限のあるところでは注意が必要ですが、ミニバンに近い感覚で運転ができ、大型車両と違って小回りが利くのも特徴です。
居住スペースは大きく分けて、運転席側の上部にあるバンクベッド、中央のリビング、リアの2段ベッドの3つ。リビングを全面フラットベッドにしたり、リアの2段ベッドを取り外して収納スペースにしたり、乗車する人数やシチュエーションによってアレンジできます。なお、住居スペース内のシートにはフェイクレザーが使われているため、手入れがしやすいのもポイントです。
リビングには冷蔵庫と電子レンジが標準装備されているので、料理だって可能。またリビングには、靴箱に使える入り口脇の収納ボックスや、電車の荷物棚のように展開する上部収納など、収納スペースもしっかり設けられています。
標準装備としては、その他にもLED照明、シンク、バックアイカメラ(バックモニター)、ACコンセント、USBソケット、仕切りカーテンなどを設置。冷暖房は家庭用のエアコン(別売)を取り付けることが可能で、リアにはエアコンの室外機を載せられる収納スペースを備わっています。
停車時(エンジン停止時)に電気機器を使うためのサブバッテリー(12V、100Ah)は、走行充電によって十分な容量を確保。なお、複数の電気機器を使う人や長期間滞在する人のために、オプションでリチウムイオンバッテリー(12V、400Ah)やソーラーパネル(180w)を増設することも可能です。
その他車両のスペックは、1.5Lエンジンの最大出力が97馬力で、最大トルクが134Nm。車両はAT車(4速)とMT車(5速)を選ぶことができ、燃費(JC08モード)はAT車が14.0km/L、MT車が14.8km/L。燃料タンクの容量は43Lとなっています。
広くて快適な居住スペースと運転のしやすさを兼ね備えた、“ライトキャブコン”ならではの魅力が詰まった「VENUS」。車中泊やキャンプが好きな人にとっては、憧れの1台となりそうです。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/532913/
- Source:&GP
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