「スマートバスマット」にAI予測機能β版搭載。目標体重の達成時期やリバウンド傾向を予測可能に

東京大学発ヘルスケアスタートアップのissin株式会社は、同社が開発・販売する体重測定できるバスマット「スマートバスマット」に「AI予測機能(ベータ版)」を搭載しました。

6つのモードで体重管理可能、家族間でシェアも

「スマートバスマット」は、“体重表示がない”シンプルなデザインが特長です。

計測した体重はWi-Fi接続したスマホのアプリに自動連携され、「体重の増減」「BMIの変化」を記録します。また、体重の変化をプッシュ通知することも可能です。

現在、「ダイエットモード」「健康維持モード」「チャイルドモード」「マタニティモード」「ベビーモード」「ペットモード」の6つの体重管理モードを実装。今後、各ガイドラインに基づき、体重の急変化を知らせる「持病ケアモード」を搭載すべく、実証実験を行っています。

同製品では、データを家族でシェアすることも可能です。一緒に暮らす家族はもちろん、遠くで暮らす家族の体重変化なども確認できます。なお、体重非表示でグラフだけをシェアできるので、プライバシーも守られるでしょう。

なお、バスマット部分には、肌触りの良い珪藻土入り素材を採用。ヒビ割れしやすく、冬は冷たいという珪藻土のデメリットを解消し、洗濯機で丸洗いできる仕様です。

AIが目標体重の達成時期やリバウンド傾向を予測

今回は「スマートバスマット」のモードの中でも、最も多くの人が利用しているという「ダイエットモード」に、「AI予測機能(ベータ版)」を搭載しました。

同機能は、目標体重を設定することで、ユーザーの過去の体重データから、目標体重への達成時期や、ダイエット達成後のリバウンド傾向を予測するものです。

目標達成時期の予測は、ダイエット期間中のモチベーション維持・向上に役立ち、リバウンド傾向の予測は、リバウンド防止へ向けた行動変革につながります。

なお今後、他のモードへも順次追加予定とのことです。

issin株式会社 代表の程 涛氏

issin株式会社 代表取締役の程 涛(テイ トウ)氏は、東京大学発ベンチャー・popIn株式会社の創業者であり、照明一体型3in1プロジェクター「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」の開発に携わった人物。2021年4月に、issin株式会社を創業し、2022年8月、popIn株式会社代表を退任しました。

今回のアップデートについて程 涛氏は、以下のようにコメントしています。

「体重管理」において、毎日体重測定をすることは重要ですが、未来の体重の傾向を把握し、生活習慣改善などの対策に活用する事こそが「真の体重管理」であると考えています。その実現の第一歩として、今回の新機能「AI予測機能」(ベータ版)を実装しました。

他にも、健康にリスクのある体重変化を検知し、体調不良や病気を未然に防ぐための対策を促すなど、様々な体重管理のニーズへの対応を見据え、「AI予測機能」の更なる開発を進めてまいります。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000103350.html

(文・Higuchi)


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