Windows Phoneがまだ存在していた2014年に導入されたバーチャルアシスタントCortanaが、最新のWindows 11アップデートで機能が停止することが明らかになりました。Microsoftが多額を投資するOpenAIの人工知能(AI)チャットボットChatGPTの成功がその決定の背後にあると推察されます。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 2014年に導入されたCortanaが、最新のWindows 11アップデートで機能が停止することがわかった。
2. Microsoftが多額を投資するAIチャットボットChatGPTの成功がその決定の背後にあるようだ。
3. Siriはどうなるのか、と消滅説が囁かれ始めている。
2年ぶりのアップデートで機能が停止
Windowsのアップデート状況に詳しいWindows Latestによれば、過去2年間アップデートを受けていなかったCortanaアプリのアップデートが配布されていたため、試しにダウンロードしてみたところ、機能が改善されるどころか、アプリが完全に停止したとのことです。
Cortanaは、Windows 10でデスクトップにデビューしたWindows Phone時代のアシスタントです。昨今のChatGPTの人気ぶりを考慮すると、当然の選択と言えなくもありません。
AppleのSiriはどうなる?
MicrosoftのCortanaとAppleのSiriはこれまでしのぎを削ってきたことで知られており、お互いを揶揄する広告を展開してきましたが、ここにきてCortanaが競争から離脱したため、今後Siriはどうなるのか、とAppleの次の一手に注目が集まっています。
Appleの最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏は、自社生成系AIの開発にすでに数年間にわたって取り組んでいると述べており、Appleが何かしらのAIサービスを打ち出すのは時間の問題とされていますが、来年に何かが導入されるとは考えにくい、と著名アナリストは予想しています。
Source:Windows Latest via 9to5Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-547641/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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