ワイヤレスイヤホンのケースが原因で電車内で火災、衝撃で損傷か

ワイヤレスイヤホン 火災
 
国内メディアは8月26日、京阪電鉄の車内においてワイヤレスイヤホンの充電ケースが原因となり火災が発生したと報じました。座席下でケースが押しつぶされ、リチウムイオン電池が損傷して発火した模様です。なお、乗客が消火器で消火したため、けが人はいませんでした。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 電車内でワイヤレスイヤホンのケースから発火
2. 座席下でケースが押しつぶされて、リチウムイオン電池が損傷した模様
3. リチウムイオン電池は、強い衝撃等により発火する危険性があるため要注意

ワイヤレスイヤホンのケースから出火

毎日新聞によると、8月26日の午前9時半ごろに、走行中の京阪電鉄の電車内において座席の一部を焼く火事が発生しました。
 
乗客が座席のシートの向きを変更する際に、座席下のワイヤレスイヤホンの充電ケースが押しつぶされ、内部のリチウムイオン電池が損傷して発火した模様です。
 
火災の影響により、乗客50人が避難しています。なお、発火したワイヤレスイヤホンのメーカーは公表されていません。
 
バッテリーに起因した電車内での事故は散発的に発生しており、2022年3月には上越新幹線の車内でモバイルバッテリーから発煙しました。モバイルバッテリーが座席の間に挟まったことが原因とみられます。
 
消費者庁や東京消防庁は2020年3月、ワイヤレスイヤホンには、モバイルバッテリー等と同様にリチウムイオン電池が使用されているため、強い衝撃を与えたり、高温の環境に放置したりしないよう注意喚起を行っています。
 
また、東京消防庁は公式YouTubeチャンネルにおいて、押しつぶされたモバイルバッテリーが発火する様子を再現した動画を公開しています。
 

 
 
Source:毎日新聞, 東京消防庁 / YouTube, 消費者庁(PDF)
(seng)


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