高価格が響く?中国で行われたセールでiPhone15シリーズの販売台数減少

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中国で2023年10月30日〜11月12日までECサイト(Alibaba)で実施されたショッピングイベント、「ダブルイレブン(W11/独身の日)」セールでの販売動向に関し、HuaweiとXiaomは前年と比べて販売台数を大幅に増加させたのに対し、iPhone15シリーズの販売台数は前年と比べて減少したと、China Timesが報じました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 中国で実施されたセールで、iPhoneの販売台数が前年割れ。
2. HuaweiとXiaomは、販売台数が大幅に増加した。
3. iPhone15シリーズの販売価格が高すぎるが、消費者の購買意欲を低下させた可能性が高い。

iPhone15シリーズの販売価格の高さを消費者が嫌気

以前から指摘されている、「中国本土でのiPhoneの販売台数が減少しているのではないか」との懸念が再燃しそうな報道です。
 
China Timesは、「ダブルイレブン(W11/独身の日)」セール期間中のHuaweiの販売台数は前年比66%増、Xiaomiの場合は28%増だったのに対し、iPhoneの販売台数は前年比マイナス4%だったと述べています。
 
この低迷の理由として、販売を牽引すべきiPhone15シリーズは高性能ながら価格が高すぎることで、消費者の購買意欲が低下しているとChina Timesは指摘しています。
 
2022年の「ダブルイレブン(W11/独身の日)」セールでは、iPhone14シリーズの値引き販売が行われたことで、不人気だったiPhone14 Plusでさえ販売台数が大幅に増加していました。
 
現時点でiPhone15シリーズは、中国において販売価格を上回る魅力を訴求するまでに至っていないようです。
 
 
Source:China Times
Photo:Apple Intro(@appleintro)/X
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