watchOS11に高血圧通知機能追加?ただし、Watch Series 10必要

まもなく開幕する世界開発者会議(WWDC24)で発表されるであろうwatchOS11の新しいヘルスケア機能の目玉は、高血圧通知になる模様です。

ただし、この機能を利用するには、Apple Watch Series 10やApple Watch Ultra 3が必要になりそうです。

watchOS11とApple Watchによる高血圧通知の流れ

この予想を伝えたのは、Bloombergのマーク・ガーマン記者です。

ガーマン記者によれば、watchOS11とApple Watch Series 10およびApple Watch Ultra 3での高血圧通知は、下記の流れで行われます。

  1. 血圧が上昇傾向にあることを、ユーザーに通知
  2. 高血圧状態にあると判断された場合、履歴として記録される
  3. カフ(空気袋)を備えた医療用血圧計で正確な血圧を測定する、病院もしくは医院を受診することを推奨するメッセージが表示

将来的に、収縮期血圧および拡張期血圧も測定可能に?

将来的に、Apple Watchを用いた血圧測定機能では、正確な収縮期血圧および拡張期血圧も測定可能になると、ガーマン記者は予想しています。

睡眠時無呼吸症候群検知機能は特許紛争により非搭載?

Appleは、watchOS11とApple Watch Series 10およびApple Watch Ultra 3の組み合わせにて、高血圧通知機能に加え、睡眠時無呼吸症候群検知が利用可能になるとの噂がありました。

今回、それについては触れられていないことから、Apple Watchの血中酸素ウェルネスがMasimoの持つ血中酸素飽和度測定機能技術を特許侵害しているとする紛争が影響し、現時点では搭載する目処がたっていないのかもしれません。

Source:Bloomberg via 9to5Mac

Photo:Apple(画像内テキスト:iPhone Mania)


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