iOS18のベータ配信開始〜でもiOS17の使用率は低め

Appleは日本時間11日未明、今年の世界開発者会議(WWDC24)の基調講演を開催し、iOS18を始めとする新たなソフトウェアバージョンの数々を発表しました。iOS18はベータ版の配信が開始されていますが、いまだにiOS17の使用率はそこまで上がっていないことが明らかになりました。

iOS17はデバイス全体の77%で使用

Apple Developerサイトのサポートページでは、「iOSとiPadOSの利用状況」が公開されていますが、6月9日時点のApp Storeでトランザクションを行ったデバイスにおける集計結果によれば、iOS17すべてのデバイスの77%で使用されるにとどまっており、前年同時期のiOS16の81%という使用率を下回っています。

過去4年以内に導入されたデバイスでは、iOS17の使用率は86%にまで上がりますが、この数字も前年同時期のiOS16の90%と比べると低めであると言えます。

iOSとiPadOSの利用状況を俯瞰する

2024年6月9日時点における「iOSとiPadOSの利用状況」は、以下のとおりとなっています。

iPhone

過去4年間に導入されたデバイス

  • iOS17: 86%
  • iOS16: 11%
  • 上記以外のバージョン: 3%

すべてのデバイス

  • iOS17: 77%
  • iOS16: 14%
  • 上記以外のバージョン: 9%

iPad

過去4年間に導入されたデバイス

  • iPadOS17: 77%
  • iPadOS16: 15%
  • 上記以外のバージョン: 8%

すべてのデバイス

  • iPadOS17: 68%
  • iPadOS16: 17%
  • 上記以外のバージョン: 15%

iOS18の新機能がOSアップデートを後押し?

iOS18には、ホーム画面やコントロールセンター、「写真」など、iOS17から飛躍的に進化を遂げた機能やアプリが多々あり、OSアップデートの後押しすると予想されます。

加えて、Appleの人工知能(AI)の数々もOSアップデートにつながるのは間違いないと言えます。

Source: Apple via 9to5Mac

Photo: Apple


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