クラシカルなデザインが目を引く。セイコー プレザージュ×ポーター クラシックは男ゴコロくすぐる逸品だ

日本ならではの美意識と手仕事の技を世界に発信するセイコー プレザージュ。そして“メイド・イン・ジャパンの価値を世界基準に”とのコンセプトの下、上質かつ個性的な品々を送り出すポーター クラシック。それぞれ共鳴し合う価値観を持つふたつのブランドが、夢のコラボレーションを実現。

11月9日より数量限定で発売される「セイコー プレザージュ クラフツマンシップシリーズ ポータークラシック コラボレーション限定モデル SART005」(31万200円)は、大正生まれの名品・初代「ローレル」をデザインソースに、ダイヤルをホワイトからブラックに置き換えたシックな1本です。

吉田カバンの創業家に生まれ、卓越したセンスでクリエイティブ・ディレクターとして辣腕を振るった吉田克幸氏と、氏の息子であり作家・写真家として活躍する吉田玲雄氏が2007年に設立したポーター クラシック。刺し子やかすり、道着といった日本に古くから存在している服飾技術に焦点を当て、世界に通用する新しい価値観で捉え直す気鋭のブランドです。

同ブランドでは設立当初より一貫して“世代を超えて愛されるもの”への思いを掲げていますが、今回のコラボレーションでは“クラシック”をキーコンセプトに、懐中時計をはじめとするセイコーの過去の名品から着想を得て製作。往年の名品からヒントを得た普遍的な美しさを、洗練されたセンスと熟練の技術で体現しています。

デザインソースとして採用された“ローレル”は、1913(大正2)年に初の国産腕時計として誕生した伝説的なタイムピース。今回のコラボレーションではこの名品を日本の腕時計の原点と捉え、特徴的なディテールをふんだんに採用しています。

ケースサイズは35mm。懐中時計を思わせる丸みを帯びたふくよかなフォルムは初代“ローレル”のシルエットを踏襲するもの。ダイヤルにはヘリテージモデルと同様、美しい艶と色調を長く維持できる琺瑯仕上げですが、オリジナルがホワイトだったのに対し、今回は特別仕様のブラックダイヤルを採用。40年以上に渡り琺瑯に携わり続ける熟練の琺瑯職人・横澤 満氏の手により仕上げられており、これまでにない個性を放ちます。

針やインデックスのフォントも初代に倣ったクラシカルなデザイン。ムーブメントには72時間のパワーリザーブを備えたメカニカルムーブメント・キャリバー6R5Hを採用し、6時位置にはオリジナルのスモールセコンドに代わって24時間表示のサブダイヤルを配置。

また、ラグ部分についてもオリジナルモデルが誕生した大正時代を意識し、懐中時計の“ボウ”と呼ばれるチェーンや紐を取り付ける輪状の部品から着想を得た可動かん(ラグ)を新開発。

ストラップは、今回新たに開発されたコードバン製の引き通しストラップで、装いに合わせて付け替えられるようブラック、ブラウンの2本を付属。ケースに接する部分にやや幅を持たせることで快適な着け心地を実現します。また、一般的なストラップよりも穴の数を増やし長さの調整域を拡大。男女兼用で使用できます。全体のスタイリングは過去の名品に倣いつつ、現代のライフスタイルや時代感覚に適った実用性を備えています。

タイムレスな美意識が魅力たっぷりのタイムピースですが、さらに裏ぶたにはポータークラシック創業当時のロゴマーク(粋な男性のシルエットは、克幸氏自身のシルエットを模したもの)を刻んだり、特製ボックスには日本ならではの“かさね”の文化を取り入れた重箱仕様を採用したりと、随所に遊び心が散りばめられています。生産数量は世界で500本となっています。

>> セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ ポータークラシック コラボレーション限定モデル」

<文/&GP>

 

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