iPhone16はこれまでのモデルと比べ、バッテリー交換が格段に容易になっていますが、同モデルに使用されている電気的に剥離可能な新しい接着剤を剥がす際に、Appleは9Vバッテリーとワニ口クリップを使って取り外すことを推奨しています。デバイスの分解で知られるiFixitは、9Vバッテリーの代わりにUSBで給電できる「VoltClip」という新製品をリリースしました。
バッテリー取り外しは本当に簡単
iFixitのiPhone16バッテリー交換ツール「VoltClip」は、10.95ドル(約1,600円)で販売されています。iFixitは、VoltClipを使った専用マニュアルも同時に公開しており、ステップバイステップでわかりやすくプロセスが示されています。
まずVoltClipを組み立て、ギターピックのようなツールでシルバーのタブを持ち上げます。次にワニ口クリップを取り付け、VoltClipに接続します。
VoltClipの接続を切り離した後、バッテリーを取り外します。
バッテリー仕様の変更はEUの規制のため
iPhone16のバッテリー仕様がこれまでのモデルと大きく変わったのは、欧州連合(EU)の新たなモバイル端末バッテリーに関する規制に対応するためとされています。
それに加え、米国内での「修理する権利」の高まりも、バッテリー交換が容易になった理由のひとつと考えられます。
バッテリー交換の容易さと防水性能は相反する関係にあるとの見方もありましたが、iPhone16ではそのバランスがうまく取られているようです。
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone16-589043/
- Source:iPhone Mania
- Author:lexi
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