【ネット通販傑作遊びモノ】
「スマホやPCをAmazonで買うのはちょっと…」という人でも、ガジェットや周辺機器ならば、手を出しやすいはずだ。一方、同カテゴリでは製品ジャンルや商品数がかなり多い。ここでは注目製品をチェックしつつ、選び方の指針を固めていこう。
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ガジェットや周辺機器ジャンルで割引対象になる製品はとにかく数が膨大だ。あらかじめ、目当ての製品候補を絞っておかないと、いざセールが始まったところで満足いく買い物はしづらいだろう。
定石としてまず狙うべきは、各ジャンルの主要ブランド。例えば、充電器やモバイルバッテリーならばAnkerやCIOなど、ゲーミング機器ならロジクールGのPROシリーズといった具合だ。特にAnkerのAnker Primeシリーズのようなプレミアム感のある製品は、普段は手を出しづらくとも、割引価格が背中を押してくれるだろう。
ECサイト上に無名ブランドの製品が溢れている場合にも、ブランドを軸にした選択ならば迷いづらくなる。例えば、スマートウォッチならば、Amazfitのようにコストパフォーマンスが優れつつ、ブランドとしての製品展開が確立された製品に注目しておくと、良い買い物につながりやすい。
欲しい機器が思いつかない場合には、ポータブルSSDやSDカード、紛失防止タグなど、いずれ使うような機器をセール時に安く買っておくというのもひとつの手だ。例として、バッファローやTileなどの製品をピックアップしたので、参考にしてほしい。
ITライター 井上 晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。X:@kira_e_noway
1. スリムなのにノートPCも充電できる電源タップ
アンカー・ジャパン
「Anker Prime Charging Station(6-in-1,140W)」(1万4990円)
Anker製品はセールが多いので要チェック。特に同タップは23年にセール対象になっているほか、24年秋には新型も発売されているので再びセール対象になるか注視しておきましょう
23年8月にAnker Primeシリーズとして発売されたハイエンドの電源タップ。おおよそスマートフォン1台分のサイズで、AC差込口×2、USB Type-C×2、USB Type-A×2を備える。USB Type-CポートはUSB PD 3.1に対応し、最大140Wでの出力が可能だ。
▲USB Type-CポートはノートPCの充電にも使用可能だ。複数機器を接続した時には最適な充電配分に調整される
▲ディスプレイに、リアルタイムで各USBポートの出力状況が表示される。W数やアンペア&ボルト表記で確認可能
2. 見た目良し、機能も良し。コスパ抜群の洗練ウォッチ
Amazfit
「Amazfit GTR Mini」(1万9800円~)
23年のセールでは最大25%割引になっていたので、今年も期待の一台です。同ブランドの他のスマートウォッチも対象になる可能性があるので、併せてチェックしておきましょう
23年3月に発売されたシティユース想定のスマートウォッチ。直径1.28インチのラウンド型ディスプレイを備え、5ATMの防水や、各種モニタリングに対応。バッテリー持ちは標準使用で最大14日間。iOS・Android両対応のコスパに優れた一台だ。
▲ポートレート写真をウォッチフェイスとして活用できる機能に対応。最大3枚の写真を切り替えて表示できる
▲ZeppOS 2.0とBioTracker PPG光学センサーが連動。24時間365日の健康状態を詳細にモニタリングしてくれる
3. カスタマイズすれば左手操作もOKな定番のゲーミングマウス
ロジクール G
「PRO ワイヤレス ゲーミング マウス(G-PPD-002WLrd)」(1万4520円)※ロジクールオンラインストア価格
ゲーミングマウスでは定番の選択肢。23年にはセールで1万円弱まで下がったので、今年もチェックしたい一台です
PROシリーズのゲーミングマウスで、80gという軽さや、クリック感などが優れる。電池寿命はライトなしで60時間、標準のライティングで48時間。型番末尾の「WLrd」は保証期間が1年、「WLr」は2年になる。
▲専用ソフトのLogicool G HUBを使えば、ボタン設定をカスタマイズ可能。左手用に調整することも可能だ
▲ゲーミングセンサー「HERO 25K」を搭載しており、400IPS超のスピードでもポインタが飛ばずに認識される
4. コンパクトなのに4ポートな充電器
CIO
「Novaport QUADⅡ 67W3C1A(CIO-G67W3C1A-N2)」(6900円)
23年には新製品もセール対象になっていたので、今年も夏発売の新モデルを含めて狙いを定めておくと良いかも
24年7月に発売されたコンパクトなAC充電器で、最大67Wの出力に対応する。4ポートを備えつつ、従来世代と比べ約6%の体積減を実現しており、3ポート搭載モデルと同等のサイズに収まっているのがポイントだ。
▲USB Type-Cポート×3、USB Type-A×1を搭載。4台のデバイスを同時に充電可能。安全機能も備える
5. USB 3.2 Gen2対応のタフなSSD
バッファロー
「SSD-PHP4.0U3-BA」(7万3700円)
ポータブルSSDも狙い目のジャンル。昨年は同シリーズもセール対象に。欲しい容量を決めておきましょう
23年1月に発売されたポータブルSSD。最大読み込み速度1050MB/s、最大書き込み速度1000MB/sに対応。Windowsでのファイルコピーを高速化する「コピーブースター」アプリもサポートする。故障予測の通知機能もある。
▲MIL-STD準拠の耐衝撃設計や、IP55の防じん防滴性能を備え、持ち運びにも◎。ストラップホールも備える
6. 複合現実を体験できる上位ヘッドセット
Meta
「Meta Quest 3」(8万1400円)
過去にはQuest2がセール対象になったことも。割引になる可能性は低いですが、XR関連機器の状況も見ておきましょう
23年10月に発売された複合現実(MR)ヘッドセット。カメラで3Dスキャンした現実世界の映像に、CGで作成したVRの映像を織り交ぜて表示できるのが特徴だ。側面のタップで、VR表示にも切り替えられる。
▲ディスプレイ解像度は4Kを超え、密度としては1インチあたり1218ピクセルに。再生音域も前世台より40%広い
7. うっかり落とした財布や荷物を見つけるカード
Tile
「Tile Slim(2024)」(5180円)
22年のブラックフライデーでは「Tile Slim(2022)」が3~4割の値引きに。新モデルが出た今年は要注目です
9月に発売された定番スマートトラッカーシリーズの新モデルで、カード形状を採用しているのがポイント。端末との最大接続距離は約105m。電池寿命は約3年で、電池交換は不可だ。IP68の防水防じん性能も備える。
▲デバイスの寸法は85.5×54×2.5mm。財布のカードポケットや、カバン・ポーチなどにも収納しやすい
■より手に入れやすくなった最新モデルも選択肢!
Meta
「Meta Quest 3S」(4万8400円~)
10月に発売された廉価モデルで、128GBと256GBモデルの2種展開。上位のQuest 3と比べると、本体の厚みがあるほか、外側のセンサー配置が変わっているなどの違いがある。装着検知のためのセンサーや、3.5mmのヘッドホン端子が備わっていないなどの差分もあるものの、一部のゲームプレイやコンテンツ視聴に用いるなら高コスパな選択肢だ。
※2024年11月6日発売「GoodsPress」12月号24-25ページの記事をもとに構成しています
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/639256/
- Source:&GP
- Author:&GP
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