Apple、Vision Proの使用感の向上に関する複数の特許を出願

Appleは、同社の複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの使用感を向上させるためのさまざまな施策を考慮していることが特許出願から明らかになりました。使用時間に応じてヘッドセットのフィット感を調節したり、バッテリー以外の重量があるコンポーネントを外付けにするなどの方法が提案されています。

使用時間に応じてフィット感を自動調整

最近公開されたAppleの特許出願に、Vision Proの使用感の向上に関連するものが複数含まれていたとのことです。

まず一つ目は、ヘッドセットのフィット感に関するものです。MRヘッドセットは長時間の使用が念頭に置かれていますが、使用時間が長くなるにしたがって最初の調整ではしんどくなってくることもあるでしょう。

そんなときこの特許技術を使えば、センサーによって得られた値に応じて、フェイシャルインターフェースの剛性プロファイルを第一1の状態から第2の状態へと自動変更することができます。

また、赤外線ヒーター、放射ヒーター、またはヘッドセットからの熱放散を使用してフォームの軟化/硬化を行う方法も提示されています。

加えて、気体または液体を使用した圧力調整方法についても触れられています。

プロセッサーなどを外部に配置?

もう一つのVision Pro関連の特許出願は、バッテリー以外のコンポーネントも外付けにしてしまおうというアイデアに関するものです。

具体的には、プロセッサーやその関連コンポーネントが外付けパーツの例として挙げられています。

Source: Patently Apple (1), (2)

Photo: Apple


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