Search Adsが「Apple Ads」に正式に名称変更

App Storeで課金によってアプリを宣伝できる「Search Ads」の名称が変更され、新たに「Apple Ads」となることが発表されました。一見すると単なるブランディング戦略の変更のようにも思えますが、これには別の狙いがあるのではないかと、さまざまな憶測を呼んでいます。

Search Adsはサーチを超えて発展した?

「Search Ads」という名称は、その名の通りApp Storeでアプリ検索を行う際、広告を出稿したアプリが優先的に表示される仕組みを端的に表していました。しかし今回、Appleはこの「サーチ(Search)」という言葉を外し、新たに「Apple Ads」としてブランディングを変更しました。

この変更について、Appleは4月14日のプレスリリースで次のように説明しています。

私たちが提供する広告は、検索の枠を超えて成長しました。そこで、名称を変更することを決定しました。

では、「検索の枠を超えて成長した」とは具体的にどういうことなのでしょうか。

Appleは以前から広告収益の拡大を狙っていた

依然としてハードウェア企業としての印象が強いAppleですが、同社のサービス事業はすでに収益の大きな柱となりつつあり、その一環として広告収益の拡大を狙っていることが、これまでも報じられてきました。

Appleファンの間では、「Apple Adsへの名称変更は、Appleが広告ビジネスに本格的に舵を切る危険信号ではないか」と危惧する声も上がっています。Appleが他のビッグテックと同様に、プライバシーを犠牲にした広告ベースのビジネスモデルへと傾かないことを願うばかりです。

Source: Apple via 9to5Mac


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA