【「この春使える」旅モノ銘品&良品】
GWに旅行を計画している人も多いだろう。出張で全国を駆け回る人もいるはずだ。ぜひ、旅先で着るウエアにもこだわりを持ってみてはいかがだろう。機能素材や便利なギミックを落とし込んだウエアを選べば、旅がより快適になる。
* * *
いつもの格好で旅に出る人も多いかもしれない。でも、旅は非日常な瞬間が多い。そんな時間を最後まで快適に楽しむため、旅用の1着をワードローブに加えよう。
トラベルウエア選びでは軽さ、撥水加工、収納力のあるポケットはまず外せない。銘品に輝いたダイワ ピア39のジャケットをはじめ、牧田さんが選んだアイテムはすべてこれをクリアしている。特に今季は超軽量で夏に長時間着用しても快適で居続けられるアイテムが多いそうだ。
「バッグやスーツケースの中に入れてもシワになりにくくてかさばらない。ひとつあれば急な寒さや雨にも対応でき、着ないときはバッグの中でコンパクトにまとまるなど旅のウエアを選ぶポイントは他にもたくさんあります」と牧田さん。
スポーティなアイテムから出張でも使えるようなテーラードジャケットまで旅向けのウエアは幅広い。自分のスタイルや目的にあったアイテムで旅をストレスフリーで楽しもう。
スタイリスト 牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とし、自身が主宰するファッション&ライフスタイル系WEBマガジン『Life,Fashion』も今春ローンチ
<旅モノ銘品>
1. 持ち運びに便利で高機能なパッカブルテーラード
ダイワ ピア39
「TECH TRAVEL 2B JACKET」(3万6300円)
パッカブルが嬉しく、軽い着心地で動きやすいです。ゆったりしているのできちっと着たい方はジャストサイズを見極めてください!(牧田さん)
90年代のアウトドアからインスピレーションを受けたデザインのラペルドジャケット。軽量素材“パーテックス”を使用しており、高い撥水性と適度なストレッチ性を備えている。
▲襟裏にもボタンを配置。このボタンを閉じることでテーラードとは異なるスタイルも楽しめる
▲両サイドにポケットを装備。容量が大きいので旅先で頻繁に使うものはポケットに入れておきたい
▲パッカブル仕様で持ち運びに便利。旅行カバンに忍ばせておけば旅先で必要なときにサッと着用できる
<旅モノ良品>
2. 超軽量の新素材で改良。旅行でも出張でも益々重宝
アントラック
「エッセンシャルジャケット/ライト」(4万4000円)
“着るバッグ”とも呼ばれているシリーズのジャケットで多機能ポケットはまさに旅向き。盛りだくさんの高機能も◎です(牧田さん)
ブランド定番のセットアップ最新作。超軽量のナイロンを使用して軽やかな着心地を実現するとともにストレッチ性と撥水機能を装備。自宅の洗濯機で洗えるケアしやすさも嬉しい。
▲生地の表面には撥水加工が施されている。想定外の雨への備えとして旅先で重宝する機能だ
<旅モノ良品>
3. シャツとバッグが一体に。旅先でサブバッグいらず
エフシーイー
「LIGHTWEIGHT BAG SHIRT」(5万5000円)
ユニークな発想かつ実用的で旅行用にピッタリ。バッグも装備して定位置を決めておけば、忘れたり盗まれたりするリスクも減るはず(牧田さん)
ブランドの代表アイテムのひとつで着脱可能な異素材のカバンが付いたシャツジャケット。本作は中空糸のナイロンを使用して超軽量を実現。よこ糸に綿を使うことで実現した発色の良さも魅力。
▲バッグはデタッチャブルで単体でも使用可能。しかもトートとショルダーの2way仕様
▲シャツはフードを着脱可能。気分や状況に合わせて1着で何通りものスタイルを楽しめる
<旅モノ良品>
4. シーン不問で活躍を約束。高機能スウィングトップ
マムート
「トランスポーター ハードシェル ジャケット アジアンフィット」(4万1800円)
軽量で310gしかないのに耐水圧と透湿性の高さに驚きです。個人的に立ち襟のデザインも好きで、旅先でも街中でも着たいですね(牧田さん)
都会的な洗練された雰囲気でありながら高いアウトドアスペックを搭載したスウィングトップ型ジャケット。サイドの大きなポケットで収納力が高く、裾でシルエット調整も可能。
▲3層構造の“パーテックス シールド”は防水性と透湿性に優れ、雨風から体を守ってくれる
<旅モノ良品>
5. スポーツウエアの技術を応用。動きやすくて長時間でも快適
ミズノ
「MIZUNO BUDDY 撥水クライミングパンツ」(9900円)
ミズノだからこそできる機能美やシルエットに惹かれました。長時間動き、悪天候で水はね汚れにも悩まされる旅にはうってつけの1本です(牧田さん)
スキーパンツの設計理論を応用して完成したクライミングパンツ。シームをなくすことで座位や屈伸動作が快適に。さらに撥水加工の素材は水汚れなどのトラブルも寄せ付けない。
▲バックには両面にポケットを配備。軽量のタスラン素材はコットンに近い風合い
※2025年4月4日発売「GoodsPress」5月号64-65ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON-PEODUCTION イラスト/小山ゆうじろう>
【関連記事】
◆「走る」を極めた最軽量ウェア誕生!ゴールドウインの2025年最新トレランコレクションに注目!
◆着るだけでエコなのに機能性・デザイン性も申し分ナシ!マウンテンハードウェアの洒落感たっぷりな新作Tシャツ
◆レインウエアの概念を覆すほどの防水透湿性!ミレー「ティフォン ファントム」はどんな悪環境でも頼りになる!
- Original:https://www.goodspress.jp/features/669121/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...