iPad Pro (M5)でまた縦位置カメラ復活へ〜フロントカメラ2台搭載で迷走気味

AppleはiPad Pro (M5)ポートレートモード(縦位置)に対応するフロントカメラを搭載iPad Pro (M4)に搭載済みのランドスケープモード(横位置)に対応するフロントカメラと合わせてフロントカメラを2台搭載するとの予想が伝えられました。

縦位置で主に使っているユーザーでのFace ID動作を改善

AppleはiPad Pro (M5)にポートレートモードに対応するフロントカメラを搭載するのは、縦位置で主に利用していたユーザーにとってFace IDのロック解除動作が不安定になったことが挙げられています。

これはまさに筆者の場合で、ベッドで寝ながらiPad Pro (M4)を利用する際など、右向きで横になるとFace ID機構が右下でベッドに接することになるため、ロック解除動作がかなり不安定です(少し持ち上げないとシーツと干渉する)。

iPad Pro (M4)での変更は拙速だったのでは?

対して、11インチiPad Pro (第1世代)や11インチiPad Pro (第3世代)では、同様の使い方をしてもFace IDのロック解除動作は安定しています。

もしも本当にiPad Pro (M5)において(正面から見て)ベゼル右横に加えてベゼル上部にもフロントカメラが搭載されるのであれば、iPad Pro (M4)での変更は拙速だったということでしょう。

本予想の信憑性は「そうなる可能性もある」程度

この予想を伝えているのはBloombergのマーク・ガーマン記者ですので、最近の予想的中率を考えると信憑性は「そうなる可能性もある」程度に考えておいたほうが良さそうです。

そもそも、ベゼル上部にフロントカメラだけが搭載された場合、ベゼル右横に搭載されているFace ID機構と上手く連携できるのでしょうか?

ベゼル上部にもフロントカメラに加えてドットプロジェクターなどで構成されるFace ID機構も合わせて搭載されなければ、安定したロック解除動作ができないように思われます。

Source:Power On/Bloomberg

Photo:Apple Hub/Facebook


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