砂漠という極限で鍛えられた信頼。ダカールを走るランドクルーザーと共鳴する“陸G”

腕時計に「タフさ」を求める理由は、人それぞれです。日常で壊れにくいこと。アウトドアで頼れること。あるいは、極限の現場で使われてきたという背景に惹かれることもあるでしょう。

そうした意味で、G-SHOCK MASTER OF G – LAND MUDMASTER「GWG-B1000TLC-1AJR」(14万800円)は、タフネスという言葉を真正面から体現した1本といえます。

本作は、世界一過酷なモータースポーツと称されるダカール・ラリーに長年挑み続けてきた、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーとのコラボレーションモデル。単なるロゴ入りの限定仕様ではなく、「極限環境での実績」を共有してきた両者だからこそ成立したモデルです。

ダカール・ラリーは、1979年に始まった長距離オフロードラリー。現在は中東を舞台に開催されていますが、かつてはヨーロッパからアフリカ大陸を縦断するルートで行われていました。舗装路はほとんど存在せず、走行距離は数千キロに及びます。砂漠、岩場、乾いた河床といった路面状況に加え、昼夜を問わない長時間走行が続くため、車両の信頼性はもちろん、ドライバーとナビゲーターの判断力、そしてメカニックの対応力まで含めた総合力が問われます。

この舞台に量産車ベースのランドクルーザーで挑み続けてきたのが、チームランドクルーザー・トヨタオートボデーです。「完走すること」「壊れないこと」を最優先に掲げ、ダカールを実走テストの場としてきたその姿勢は、ランドクルーザーという車名の信頼性を裏付けるものでもあります。

一方、G-SHOCKのなかでもMUDMASTERは、“陸”をフィールドとしたシリーズ。砂や泥、粉塵が舞う環境での使用を想定し、防塵・防泥構造を軸に進化してきました。

今回のベースとなった「GWG-B1000」は、金属パーツを用いた外装とカーボンコアガード構造を組み合わせることで、耐衝撃性と装着性を高い次元で両立。ねじロック式リューズやサファイアガラスといった仕様も、過酷な環境下での誤操作やダメージを防ぐための設計です。

ダカールの現場で求められるのは、多機能であること以上に「確実に動き続けること」と「瞬時に情報を読み取れること」。その要求に対してMUDMASTERも、シリーズとして長年向き合ってきました。ゆえに、ランドクルーザーチームとの協業は自然な流れだったと言えるでしょう。

本作のデザインは、夜間走行や整備作業が行われるダカールの現場を着想源としています。ブラックを基調に、グレーIPやDLC処理を施した金属ベゼルを組み合わせることで、過酷な環境に即した引き締まった佇まいを実現。

視認性を確保しながらも無駄を削ぎ落としたフェイスは、競技の現場で使われる計器の延長線上にあるような表情を見せます。

改めて本作を振り返ると、スペックやデザインだけで語り切れるモデルではないことがわかります。どんな環境で、どんな思想のもとに磨かれてきたのか。その背景まで含めて選びたい人に向けた1本です。

>> CASIO「G-SHOCK」

<文/GoodsPress Web>

 

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