次期MacBook Pro向けOLEDの量産試作は極めて順調〜年内発売もあり得る?

M6シリーズチップを搭載する次期MacBook Pro(OLEDディスプレイ搭載モデルはMacBook Ultraになるとの噂もあり)では、従来のミニLEDバックライト搭載液晶(ミニLED)ディスプレイから、OLEDディスプレイへ移行すると予想されています。

そのOLEDディスプレイを独占供給するとみられるSamsung Displayの量産試作が、かなり順調に進んでいることが明らかになりました。

第8.6世代OLED製造ラインの歩留まり率が80%を超えたとの報道

次期MacBook Pro向けは、ガラス基板の大きな第8.6世代(2,290 x 2,620ミリ)OLEDディスプレイ製造ラインで量産されるとみられています。

サプライチェーン関係者によれば、Samsung Displayの第8.6世代OLEDディスプレイ製造ラインの立ち上げはかなり順調に進んでおり、歩留まり率(良品率)は80%を超えたとのことです。

歩留まり率80%の到達で量産移行へのハードルは大きく下がる

TSMCが製造する半導体なども含め、新しい製造ラインを採算ベースに乗せるうえでは、歩留まり率80%がひとつの目安とされています。一般的には、この水準に達した段階で本格量産への移行が現実的になります。

例えば、Samsungの3nmプロセス製造ラインでは、歩留まり率が80%に届かない段階で量産を始めた例もありますが、その場合は製造コストが高くなりやすく、必要数量の確保も難しくなります。

そのため、3nmプロセス世代では、GoogleやQualcommが製造委託先をTSMCへ切り替えたとみられています。

次期MacBook Pro向けOLEDディスプレイのサンプルはすでに提供済みか

今回、Samsung Displayが新たに整備した第8.6世代OLED製造ラインで、早い段階で歩留まり率80%を超えたことで、量産へ移行できる体制はほぼ整ったと考えられます。

Samsung Displayはすでに見込み顧客に試作品を提供しており、品質面で大きな改善要求が出なければ、量産開始を妨げる要因は少ない状況のようです。

14インチと16インチ向けOLEDディスプレイの量産は6月〜7月開始か

この見込み顧客はAppleとみられており、次期MacBook Pro向けの14インチおよび16インチOLEDディスプレイのサンプルが提供されたと考えられます。

現段階では、この流れのまま量産へ移行する見込みで、量産開始時期は6月から7月になると予想されています。

早ければ2026年11月にOLED搭載MacBook Proが登場する可能性も

次期MacBook ProにはM6シリーズチップが搭載されると予想されています。

ただし、すべてのモデルがOLEDディスプレイへ移行するのか、それともM6 ProおよびM6 Max搭載モデルのみがOLEDを採用し、M6搭載モデルはミニLEDを継続するのかについては、現時点で情報が分かれています。

一方で、次期MacBook Pro向けOLEDディスプレイの量産計画だけを見る限り、M5搭載MacBook Pro発売の約1年後にあたる2026年10月の発売にも十分間に合う可能性があります。

Photo:Apple Hub/Facebook


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