車メーカーAston MartinとパーツメーカーのGentexは、運転の安全性を高める新たなミラーシステムを共同開発した。3つのカメラがとらえた映像をバックミラーに同時に映し出すというものだ。
このシステムを搭載したAston Martin車を、間もなく米国ラスベガスで開催される家電見本市CES 2020で公開する。
・リアルタイムに表示
「フルディスプレイミラー(FDM)」と呼ばれるこのシステムは、ドライバーの目が届きにくい部分をとらえられるよう、3つのカメラを車体に配置している。左右に1つずつ、そしてルーフ後方に1つだ。
これらカメラの映像がバックミラーにリアルタイムに映し出される仕組み。運転時にはどうしても目視確認しにくい部分があるが、それらをバックミラー1つで網羅できるようになる。
・通常のミラーとしても
また、このミラーの中央部分に車両後方の映像、そしてミラー両端に車の左右の映像がくるようにするなどニーズに応じて表示場所を変えることも可能だ。
加えて、通常のミラーとして使ったり、カメラの映像と通常のミラーの半々にしたり、といったこともできる。
フルディスプレイミラーはAston MartinのDBS Superleggeraに搭載されてCESでお披露目される。現段階ではこのシステムを搭載した車両の販売時期などは明らかにされていない。
(文・Mizoguchi)
- Original:https://techable.jp/archives/114645
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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