冬キャンプで威力を実感したアンダーウエアが日常でも手放せない!

「冬のキャンプに行ってみたい」

そう編集部でつぶやいただけなのに、なぜかアウトドア担当から「冬キャンプをなめるな」的な猛攻に会い、「とにかく防寒!防寒!ボーカーン!」と耳にタコができるほど説教されました。わかりましたよ、と半ば逆ギレしながら装備を固めていったわけですが、やはり一番重要なのは防寒着。

というわけで、以前から一度試してみたかったミズノのアンダーウエア「ブレスサーモ」を装着! 一路、奥多摩の奥にあるキャンプ場へ向かったのです。いや~、シリーズ最強の発熱力、すごかったですよ。

「ブレスサーモ」は、体から出る水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材を使っているのが最大の特徴です。吸湿性能にも優れ、吸湿・発熱した空気を繊維間に取り込んで保温するため、ムレずに暖かい状態をキープしてくれるというわけ。

今回はシリーズでも最強をうたう「ブレスサーモ アンダーウエアEXプラス」の「クルーネック長袖シャツ(7150円)」と「ロングタイツ(7150円)」を着用。さっそく現地で着てみたところ、んん? そんなにいきなり暖かいというわけでないけど、肌触りがとても気持ちいい。このアンダーウエアEXプラスは、ブレスサーモ原綿の量を増やして発熱力をアップさせた厳寒対応モデルで、厚手、裏起毛になっています。

実は裏起毛ってちょっと苦手。チクチクするのが嫌なんだけど、まったくそういう気配は感じない。むしろやわらかくてサラサラしてて、着心地がいい…だと。そして荷物を運んだりテントを立てたりしていたら、だんだん暖かくなってきた。

キャンプ場の気温は3℃前後と、かなり寒い。なのにアンダーウエアとダウンジャケット一枚で過ごせるってすごいな。汗に反応して発熱しているのが着ているとよく分かり、特に背中はホッカホカ。なのに、汗ばんでウエアの中がジトジトしないから作業がどんどん捗ります。

▲こちらがブレスサーモの表面。生地が柔らかく突っ張ったりしないので動きやすい

▲そして裏側がこんな感じ。裏起毛なのに薄手でサラッとした着心地です

 

■暖かさもすごいけど着心地が抜群!

キャンプ場で実感したのは、とにかく着ていてストレスがないということ。生地が発熱しても汗ばんで動きにくくならないので、すごく肌にフィットします。また縫い目の部分も普通は固くなり着ているときに気になるのが、ここも柔らかい!

この日はずっと着たままで、夜になるとさすがに何枚か上着を着込みましたが、日中は動いている限り寒さを感じることはありませんでした。風があまりなかったのも幸いだったかもしれませんが、だとしてもウインドブレーカーの下に着ておくだけで保温力は間違いなさそう。

▲ちょっと寒くなったら体を動かすだけで即暖まります。キャンプ場で自転車を漕いで暖まるの図。なんか…モジモジくんみたいだな(わかる人にはわかる)

 

*  *  *

さすがシリーズ最強をうたうブレスサーモだけあり、保温・発熱は当然のこと、着心地の良さに一番驚きました。これ冬キャンプなんてエクストリームな状況だけじゃなくて、普段でも使えるじゃんと思い、ジャケットの下に一枚着て快適に過ごしています。

自分のように暑がりな人間でも、ムレないから安心して一日中着ていられるところがいいですね。何枚も服を重ねて動きにくくなるのが嫌なので、しばらく日常でも重宝すると思います。

>> ミズノ「ブレスサーモ」

 

(取材・文/三宅隆<&GP>)


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