2019年におけるAppleのAirPodsの販売台数は約6,000万台に達し、世界全体での完全ワイヤレスイヤホン総販売台数の50%以上を占めた模様です。調査会社Strategy Analyticsの調べで明らかになりました。
首位Appleと2位とは大きな差
Strategy Analyticsの調査によると、2019年の完全ワイヤレスイヤホン(同社はTotally Wireless(TWS)Bluetoothヘッドセットと表記)市場において、AppleはAirPodsを約6,000万台売り上げて50%以上のシェアを獲得しました。ちなみに2位のXiaomiと3位のSamsungのシェアはいずれも10%以下で、Appleとは大きく差をつけられています。
この6,000万台という数字は、先日テクノロジー関連ブロガーのケビン・ルーク氏が公開した予想とも一致しています。
金額ベースでのAirPodsの市場シェアは71%
台数ベースでのシェアは50%強ですが、金額ベースでのAppleのシェアはさらに大きくなります。調査によれば、2019年における完全ワイヤレスイヤホンの売上総額に占めるAppleの割合は71%にも上ります。
Strategy Analyticsによると、2019年の完全ワイヤレスイヤホンの売上高は、対前年比で200%の上昇を記録しました。同社の予想では、同市場規模は2024年までには1,000億ドルに達する見通しです。
Strategy Analyticsは、完全ワイヤレスイヤホンというカテゴリーを創出したAppleが同市場で首位の座を得ているのは驚きではないが、売上台数でも金額でも、他社がAppleからトップの地位を奪うのは当面難しいだろうとコメントしています。
Source:Strategy Analytics via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271747/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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